サッリ氏は昨シーズン、ラツィオを率いてセリエA2位の好成績を収めたが、MF鎌田大地やMFマテオ・ゲンドゥージら新戦力が加わった今シーズンは、退団したセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの穴を埋めることに苦戦。成績低迷が続いて今年3月に電撃辞任を決断した。
後任となったイゴル・トゥドルもクラブとの補強方針を巡る意見の食い違いなどから辞任し、ラツィオが混乱に陥る中、元指揮官が故郷のトスカーナでイベントを開催し、イタリアメディア『Sky Sport』のインタビューに応じて自身の去就や古巣のナポリなどに言及した。
元ラツィオ指揮官は、来シーズンに向けてセリエAで監督のドミノ移動が行われている中で、ミランやフィオレンティーナなどからオファーが舞い込まなかったことに落胆した。
「なぜイタリアのビッグクラブが私に振り向かなかったのかって? 正直、分からない。われわれが自問自答するべきポイントだね。ただ、いくつかのクラブから連絡が来なかったことには、がっかりしたよ。わずか15分でも私の話を聞いてくれても良いような状況だったからね。なぜか理由が分かれば、私も何かできるのだが。ミランとフィオレンティーナ? この2チームは、私に適したクラブだと思っていたよ」
ラツィオのベンチを離れてまもなく3カ月が経過するサッリ氏。今夏、イタリア国内での現場復帰を希望していることや、セビージャと交渉を行っていたことを明かした。
「可能な限り早くベンチへ戻れることを願っている。(ラツィオ指揮官を辞任して)最初の2カ月間は、家族の問題などに追われて、カルチョをさほど恋しく思うことはなかった。だが現在は意欲が再び高まってきているので、1~2カ月後は、地団駄踏んでいるかもしれない」
「メルカートもこの時点になると、イタリア国外でなければ、新天地を見つけるのは難しいと思う。だがなかなか外国へ行けないよ。セビージャ行きの話? 最低限の交渉はあったが、相手は私と異なるものを求めていたので、話はあまり前進しなかった」
一方、サッリ氏の古巣であるナポリは、アントニオ・コンテを新指揮官に迎えた。サッリ氏は来シーズンのナポリの復興に太鼓判を押した。
「ナポリは、これから道を切り開いていかなければならない。プレースタイルが一変する。だがさいわい、コンテはこうした状況において、自身のメンタリティーやプレースタイルを浸透させるのが非常に素早い。上位3位以内に入れないことはないと私は見ている」
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