ローマの下部組織出身で、パウロ・フォンセカ指揮下の2021年5月に18歳でセリエAデビューを飾ったエドアルド・ボーヴェ。続くジョゼ・モウリーニョ指揮下でも、若き逸材として期待を受けたが、今夏、ローマでのプレーの道を閉ざされ、ラッファエレ・パッラディーノ率いるフィオレンティーナに新天地を求めた。
選手の代理人を務めるディエゴ・タヴァーノ氏が地元ラジオ局「Radio Firenze Viola」のインタビューにおいて、買い取りオプション付き(条件達成で買い取り義務が発生)のローンで移籍を決断した舞台裏を明かした。
「ボーヴェにとって特殊な夏になった。なぜなのか説明がつかないが、ローマにおいて彼の居場所がなかった。そこで周囲を見渡すと、いくつか選択肢があった。ノッティンガムやリーグアンのクラブが候補に上がっていたが、フィオレンティーナが重要な何かを持っているように見えた」
「ボーヴェとローマの絆は、みんなが知っての通りだ。ローマで育ち、心の中にあるチームを去るとなれば、必然的に大きな悲しみも生まれる。しかしフィレンツェという重要な場所へやって来て、ここで成長できることが分かっている。だから彼は本当に満足している。彼は賢い青年なので、正しい選択をしたと自覚している」
またタヴァーノ氏は、ボーヴェとモウリーニョとの関係にも言及。“リンギオ(犬のうなり声)”の愛称で親しまれ、アグレッシブなプレーが特徴だったジェンナーロ・ガットゥーゾの現役時代と比較されたことに苦言を呈した。
「モウリーニョは、彼に多くを与えてくれた。だがある意味、レッテルを貼ったともいえる。ガットゥーゾのようなカンピオーネ(王者)を引き合いに出されると不都合だ。ガットゥーゾはプレスの王だったが、ボーヴェはかなり異なり、トップ下に近い才能を持っている」
「ローマは、もっとプレーすることを求めていたが、彼にその準備がないと考えたのかもしれない。だが、それは違う。彼はフィジカルが強く、献身的な選手だ。U-21代表でゴールを挙げたことは、技術も彼の特徴の1つであることを示した。フィオレンティーナに貢献できる完成された選手になるだろう。そしてA代表にとっても、そのような選手となることを願っている」
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