今シーズン、セリエAに昇格すると、フィオレンティーナと引き分け(1-1)、ミラン撃破(2-1)に成功したパルマ。続くナポリ戦(1-2)でも強豪を相手に一時リードする善戦を繰り広げたが、終盤の日本代表GK鈴木彩艶の退場が響いて逆転負けを喫し、前節のウディネーゼ戦(2-3)においても、同様の展開でMFマンデラ・ケイタが退場処分を受けた末に逆転負けで2連敗を喫した。
そんな中、パルマは22日、敵地でルカ・ゴッティ率いるレッチェとの対戦へ挑む。指揮官のファビオ・ペッキアが記者会見の場で意欲を示した。
「このチームの目標は、セリエAのカテゴリーを維持することだ。リーグ戦は長い戦いであり、マラソンだ。よりバランスを保てたチームが目標を達成できるはずだ。対戦相手のレッチェは、直近の2試合、特にトリノとの対戦でフィジカルおよびメンタル面で素晴らしいコンディションにあることを示している」
「一方、パルマは、ここ数週間で、ケガや出場停止により、ハードルが増えてしまったが、ピッチで答えを出さなければならない。起用可能な選手の数が減ったとはいえ、明日の試合へ向き合うためのエネルギーを見つけなければならない。スズキとコンディションが回復したエルナニは、確実に戻ってくる。そのほかは、先週と同じメンバーだ」
開幕直後の賛辞から一転、2試合連続の逆転負けで批判も向けられたパルマ。ペッキアは、チームを取り巻く状況を分析し、自身の見解を示した。
「批判を受け入れることも、ゲームの一部だ。負けた時やうまくいかない時の批判とは、上手に付き合っていかなければならない。だがチームを巡って、感情が浮き沈みしている状態は良いことではない。われわれが必要としているのは熱狂であり、自らの道を進んでいくことだ。メンタル面での安定を維持していかなければならない」
「チームを取り巻くあらゆることに無駄なエネルギーを費やすべきではない。勝つためにピッチに立ち、すぐにゴールを挙げられるよう努力し、常に同じようなスピリットで試合に臨んできたことは、ポジティブな要素であり、このまま続けていくべきだ」
「各ポジションの選手たちが協力し、プレスを受けた時などのいくつかの状況に関して対応を改善していかなければならない。セリエAは、セリエBとリズムや強度、試合のタイプが異なる。こうした点において適応が必要であり、支払うべき税を払っていると言える」
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出場停止明けのGK鈴木彩艶の出場は?
今夏、パルマに加入すると、コッパ・イタリアのパレルモ戦では、古株の34歳GKレアンドロ・チチソラに先発の座を譲った鈴木。その後、セリエA開幕から3試合連続で出場を果たしていたが、前節のウディネーゼ戦は、ナポリ戦の退場の影響で出場停止となって欠場した。
しかし22日に行われるレッチェ戦では、前節で3失点したチチソラではなく、鈴木が再びスタメンに名を連ねると現地で予想されている。イタリアメディア『Mediaset』は、「ゴール前にスズキが戻ってくる」と綴り、日本代表GKが起用される見込みであることを伝えたほか、『Sky Sport』や『La Gazzetta dello Sport』なども鈴木の先発を予想している。
また、元イタリア代表GKでパルマOBのジャンルイジ・ブッフォンの発掘者として知られる元GKコーチのエルメス・フルゴーニ氏は、パルマ情報サイト『Stadio Tardini』のインタビューにおいて、「スズキがレギュラーとして洗礼を受けてスタートしたのなら、彼がスタメン復帰するべきだ。彼が再びプレーしない理由が見当たらない」と話している。
放送・配信予定
- レッチェ vs パルマ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2024年9月22日(日)日本時間3:45
- 実況:河村太朗
- 会場:スタディオ・ヴィア・デル・マーレ
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