前節では、2度のPKをキッカーではないテオ・エルナンデスとタミー・エイブラハムが外すなどして好機を逃し、フィオレンティーナに1-2と敗れたミラン。11ポイントのまま6位へと後退したパウロ・フォンセカのチームは、日本時間20日、同じく11ポイントで5位つけるウディネーゼとの対戦で、公式戦3試合ぶりの勝利を目指す。ミラン指揮官が記者会見の場で意欲を示した。
「ウディネーゼに勝つのはいつだって難しい。明日も例外にはならないだろう。ウディネーゼは今シーズン、好スタートを切っていて、アグレッシブにプレーするチームだ。きっと難しい試合になるので、最高の状態で臨みたい」
フォンセカ新体制では、古株のラファエウ・レオンとテオの2人がラツィオ戦のクーリングブレイクでチームの輪から外れて物議を醸したほか、フィオレンティーナ戦では、腕章を巻いたテオが、チームのルールを守らず、キッカーのクリスティアン・プリシッチに代わって1本目のPKを蹴るなど、技術面以外の問題が露呈。OBマッシモ・アンブロジーニ氏ら『DAZN(ダゾーン)イタリア』解説陣からも批判が向けられた。ミラン指揮官は、チーム内の問題に関して、当事者が誰であろうと、毅然とした態度を取る意向を示した。
「昨日からチームが全員揃い、フィオレンティーナ戦について話し合った。何を言ったかって? みんなが考えていることの全てだ。私が目の前の問題に目をつむることはない。私の沈黙のリーダーシップが外部で誤解されているって? 私は俳優ではないので、自分のリーダーシップをひけらかすつもりはない。だが、言うべきことは、ロッカールーム内で顔を合わせて話す。問題があるなら、選手の名前など関係ない。チームや間違った行動をとった選手たちと直接向き合うつもりだ」
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次戦では、主将のダヴィデ・カラブリアと副主将のテオが欠場するため、誰がカピターノを務めるのかに注目が集まる。フォンセカが自身の考えを明かした。
「私がここへやって来た時、ミランには、すでに3人のカピターノがいた。ミランでの出場数が最も多いカラブリアとテオ、レオンだ。これに賛成か否かは別として、私は尊重してきた。尊重しなければならない」
「私が思うに、このチームにはリーダーシップのある選手が複数名必要だ。ピッチに立って、腕章を巻くかどうかは重要ではない。リーダーシップのある選手が2、3人、ロッカールームにいることが大切だ。腕章を巻くものだけがリーダーではない」
放送・配信予定
- ミラン vs ウディネーゼ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2024年10月20日(日)日本時間1:00
- 実況:福田浩大
- 会場:サンシーロ
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