前節では、格上のユヴェントスを相手に、敵地アリアンツスタジアムで2-2と引き分けて勝ち点「1」をもぎ取ったパルマ。日本時間5日、残留争いのライバルとなる最下位ジェノアをホームのスタディオ・エンニオ・タルディーニに迎え、9試合ぶりの勝利を目指す。
パルマの指揮官ファビオ・ペッキアは、会見の場において、元イタリア代表FWのマリオ・バロテッリを獲得したばかりのアルベルト・ジラルディーノのチームへ警戒感を強めた。
「コモ戦やボローニャ戦のように、自らのパフォーマンスを披露したいと思っている。相手が悪いチームとは思っていない。われわれは、ホームやアウェーを問わず、どんなチームが相手であっても、自らのプレーを目指してきた。現時点でわれわれに足りないものは勝利だ」
「ジェノアの直近の試合を見たが、フィオレンティーナ戦では自らのプレーを見せ、常に戦う姿勢でエネルギッシュな生きたチームだった。対戦相手のクオリティは分かっているので、パルマがやるべきことを考えたい。相手は明確なアイディアを持ったチームだ」
今シーズンは、ミラン戦で大金星を収め、ナポリ戦では勝利まであと一歩に迫り、前節でもユーヴェを相手に好勝負を演じたパルマ。だがペッキアは、目の前の一戦での結果を求めている。
「ユヴェントス戦後は、怒りがあったが、ピッチでそのエネルギーをポジティブな方向へ変換させなければならない。チームが良いプレーをして90分間、互角に戦っていたのだから、勝利を持ち帰れなければ、腹は立つものだ」
「ビッグクラブとの対戦のパフォーマンスがより際立っているって？ 昇格組の弱小チームがナポリやトリノへ行き、戦い方を変えずにプレーすれば、そのような印象を与えるかもしれない。だがわれわれは、勝てなかった試合や負けた試合においても、競えていた。ミスの代償を払い、試合を取りこぼしてしまったんだ」
「だがわれわれは、スペクタクルなカルチョだけでなく、勝利を通じても、観客やファンを楽しませられるように取り組みを行っている。全ての取り組みは試合に勝つためにある」
(C)Getty images
なお、GK鈴木彩艶はウディネーゼ戦の出場停止明け以降、リーグ戦に6試合連続で先発。イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』や『Sky Sport』などの大手メディアは、いずれも日本代表GKの出場を予想している。
放送・配信予定
- パルマ vs ジェノア
- 配信：DAZN
- キックオフ：2024年11月5日（火）日本時間2:30
- 実況：八塚浩
- 会場：スタディオ・エンニオ・タルディーニ
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