今季もいよいよクライマックスだ。8日、14時より同時開催となる最終節。10シーズンぶりに三つ巴の争いとなっている優勝争いも注目だが、同じく柏レイソル、アルビレックス新潟、ジュビロ磐田の3チームによる熾烈な残留争いからも目が離せない。
第37節では、引き分け以上で残留を決められた新潟が今季のホームラストゲームでガンバ大阪に敗れると、勝てば残留が決まる状況だった柏も開始早々にCKから木下康介のゴールでリードして試合終盤まで神戸の猛攻を耐え凌いだが、後半アディショナルタイムに再び失点。神戸の大迫勇也がPKを外す運も味方したが、5試合連続の試合終盤での失点によってこちらも残留を決められなかった。
一方のジュビロ磐田は、勝利した上で他会場の結果が求められたが、新潟が黒星、柏がドローに終わったことで勝てば最終節まで残留の可能性が繋がる状況の中、ホーム最終戦にFC東京を迎えた。後半立ち上がりにCKの流れから失点してリードを許したが、80分にマテウス・ペイショットのゴールで追いつくと、89分にはハンドで得たPKを今季限りで引退する山田大記が利き足ではない左足で見事に沈めて逆転勝ち。残留ラインまで勝ち点3差と一筋の希望を繋ぎ止めている。
最終節を前に、新潟と柏が勝ち点41、降格圏の磐田が勝ち点3差で追いかける構図となっている。ただ得失点差では、柏が「-11」、新潟が「-15」、磐田が「-18」と柏に大きなアドバンテージがあり、最終節の結果で勝ち点で並んでも磐田の大勝、もしくは柏の大敗がない限りはこの差を上回ることができない。
一方で磐田と新潟の得失点差は「3」。仮に最終節で磐田が2点差をつけて勝利し、新潟が敗れた場合は、得失点差で並ぶ。勝ち点で並んだ場合、得失点差、総得点数、当該チーム間の対戦成績、反則ポイント、抽選という順番で順位が決まる。仮に両者が得失点差で並んだ場合、総得点数によって順位が決まることになり、現時点での総得点数が磐田が47に対し、新潟が44と上回っており、このケースになった場合は磐田が逆転で残留を果たす可能性が高くなる。
磐田がサガン鳥栖と、新潟が浦和レッズと、柏が北海道コンサドーレ札幌とそれぞれ敵地で最終節を迎える。特に新潟は、敵地での浦和戦は公式戦で3分17敗と一度も勝利がない。新潟は、残留をかけて鬼門の地へ乗り込むことになる。一方の磐田は、直近3試合ではラスト15分間で6得点と終盤に怒涛の反撃を見せてきたことで、残留への希望が繋がっている状況だ。最終節でも最後まで諦めない驚異的な粘りを見せ、大逆転での残留を果たすことができるか。
また過去、Jリーグの歴史の中で最大の大逆転残留を果たしたのは2012年の新潟だ。今季の磐田と同じようにラスト2試合の段階で残留圏まで勝ち点5差をつけられていたが、第33節のベガルタ仙台戦に勝利すると、最終節では札幌を4-1で撃破。そのライバルだったG大阪と神戸が最終節をともに引き分け以下に終わり、条件を満たして奇跡の残留を果たした。
磐田がそれ以上の大逆転劇で奇跡を起こすか、新潟が鬼門の地で意地を見せて残留を掴み取るか。柏も油断できる立場ではない。それぞれが臨む最終節で、どんなドラマが待ち受けているか。J1最終節に注目だ。
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