新年初戦となったスーペルコッパ・イタリアーナ準決勝では、新指揮官が就任したばかりのミランに1-2と逆転負けしたユヴェントス。リーグ戦では、依然として今シーズン無敗を維持する中、12日のトリノダービーで公式戦3試合ぶりの勝利を目指す。指揮官のチアゴ・モッタが記者会見で意欲を示した。
「前回の対戦と同様に、ダービーは常に複雑な一戦だ。われわれにとって、ファンにとって、特別な試合になるだろう。ピッチに立つのが待ち遠しい。この試合には勝ちたい。これまでの（公式戦）26試合で負けたのは2回だけだ。このチームは若い。常に勝利を目指してリーグ戦でポイント差を縮められるよう全ての練習で努力していく必要がある」
ユーヴェはダービーにおいて、ブレーメルやカバル、アルカディウシュ・ミリクに加えて、エースのドゥシャン・ヴラホヴィッチやフランシスコ・コンセイソンをケガで欠くほか、マヌエル・ロカテッリも出場停止となる。そんな中、昨夏にアストンヴィラから移籍金約5000万ユーロ（約81億円）で加入したものの、これまで十分に実力を発揮できず、“ミスター5000万ユーロ”と揶揄されてきたMFドウグラス・ルイスにチャンスが巡ってくるかもしれない。
モッタはブラジル人MFについて「彼はレベルの高いMFだ。このチームにおいては、3つのポジションでプレーできる。ゴールを挙げられ、ラストパスの創造性がある。守備面については、他の選手と同様に、改善できるはずだ」と期待を寄せた。
さらにユーヴェ指揮官は、チームの課題である守備について続けた。
「失点してしまうのは、ミスを犯してしまうからだが、対戦相手の功績でもある。ユーヴェはミスをより少なくして、フィニッシュの精度を上げてよりゴールを挙げられるようにしなければならない。チームとは毎日、対話し、充実した1週間を過ごすことができた。自分たちの試合を見せる準備はできている。チームが困難な状況に苦しむことはないだろう。あらゆる準備ができているので、最高の状態で臨んでくるトリノを待っている」
放送・配信予定
- トリノ vs ユヴェントス
- 配信：DAZN
- キックオフ：2025年1月12日（日）日本時間2:00
- 実況：北川義隆
- 会場：スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノ
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