パウロ・フォンセカが解任され、セルジオ・コンセイソンの下で、新年のスタートを切ったミラン。ユヴェントスやインテルを下してタイトルを獲得したスーペルコッパ・イタリアーナを勢いに、リーグ戦での挽回を狙って12日のカリアリ戦へ挑む。ポルトガル人指揮官が記者会見で意欲を示した。
「スーペルコッパ優勝で十分だと考える者は、ミランで仕事をするべきではないと思っている。確かにわれわれは歓喜したが、順位表で首位から17ポイント差だ。過去にスクデットを19回獲得し、チャンピオンズリーグで7回優勝したチームが、スーペルコッパで満腹になるべきではない。したがってカリアリに目を向けるべきだ。勝って納得してもらえるようにしなければならない。スーペルコッパは過去のことだ」
主力のテオ・エルナンデスやラファエウ・レオンは、フォンセカ前体制で問題が指摘されていたが、スーペルコッパで得点やアシストを記録する活躍を見せた。ミランの新指揮官がロッカールーム内の状況を説明した。
「スタッフが変わり、何かが異なるのだろう。私も選手だったので、物事の成り行きは分かっているつもりだ。それから指揮官として、選手たちが信じられるやり方を示していかなければならない。素晴らしいことに、ここでは、組織面での変更も含めて、全ての取り組みを受け入れてもらえた。私は本当に満足しているよ。ロッカールームは非常にポジティブだ」
また同胞のレオンには「ラファは走らなければならない。ウィンガーや前線の選手は走らなければならないんだ。非保持の時もチームを手助けすることを学ばなければならない。個人面ではなく、組織面でのプロセスだ」とアドバイスを送った。
コンセイソンは、ミラノにおいてファンの評判も上々だが、「それぞれの監督がそれぞれのアイディアと仕事のやり方を持っている。それから結果が全てだ。私は魔法の方程式を知っているわけではない。今後、結果が出なければ、責任を取るのは監督だ。そうならないように努めたい」と気を引き締めた。
今冬の移籍市場では、マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードへの関心が囁かれているミラン。新指揮官は補強について問われると、まずはチームの再建に集中していることを明かした。
「首脳陣からこのテーマについて打診があったが、重要な試合が控えていたのでタイミングとして不適切だった。補強が重要なことは分かっているが、いまはカリアリ戦が最も重要だ。試合の翌日に、補強の話をする時間が生まれるかもしれない。ラッシュフォードは素晴らしい選手だが、他にも素晴らしい選手は多い。様子を見てみよう」
放送・配信予定
- ミラン vs カリアリ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2025年1月12日(日)日本時間4:45
- 実況:安井成行
- 会場:サンシーロ
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