J1とJ2の第2節が開催された土曜日。J1は7試合、J2は2試合のカードが組まれた。
3年ぶりに開催された“静岡ダービー”は清水が勝利を飾った。9分にカウンターからFW鈴木唯人が決めて先制点を奪うと、一度は同点に追いつかれたが、後半にMF中山克広が見事なミドルシュートを沈めて勝ち越し。終盤はジュビロ磐田が2枚の退場者を出した中、そのままうまくゲームをコントロール。久々のダービーは2-1で清水が勝利した。
開幕戦で白星スタートを切った鹿島アントラーズは、ホームで昨季の王者・川崎フロンターレと対戦。試合は立ち上がりにDF関川郁万のビルドアップミスからFW知念慶に先制点を奪われ、17分にはセットプレーからDF佐々木旭にプロ初ゴールを献上してしまう難しい展開に。後半は攻勢を強めて盛り返したが、得点を最後まで奪いきれずに試合終了。川崎Fが鹿島を破り、今季2勝目を挙げている。
その他、初勝利を目指した浦和レッズとガンバ大阪の試合は、G大阪がMF福田湧矢のゴールで1-0の勝利。連勝を狙った京都サンガF.C.は、先制点を奪ったものの、後半にC大阪に追いつかれてドロー決着となっている。
2試合が開催されたJ2では、大宮アルディージャとアルビレックス新潟の試合が打ち合いに。先手を奪ったのは大宮だった。立ち上がりに相手のビルドアップミスから最後はFW河田篤秀が決めて先制すると、後半にも素晴らしいヘディングで追加点を奪取してリードを2点に広げた。しかし、そこから新潟が反撃。MF本間至恩が3分間でMF高木善朗とMFイッペイ・シノヅカのゴールをお膳立てし、2-2のドローとなった。
もう1試合のFC琉球対ジェフユナイテッド千葉の試合は、前半から先手を奪っていった千葉が2-1で勝利を手にしている。
■2月26日開催 結果
・J1第2節
磐田 1-2 清水
C大阪 1-1 京都
札幌 1-1 広島
鹿島 0-2 川崎F
浦和 0-1 G大阪
FC東京 試合中止 名古屋
鳥栖 1-1 湘南
神戸 0-0 福岡
・J2第2節
大宮 2-2 新潟
琉球 1-2 千葉
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