すでに現役を退いていた元チェコ代表GKペトル・チェフに、チェルシーで現役復帰の可能性が浮上している。
20日にチェルシーはプレミアリーグの登録メンバーを発表。そこには、2018-19シーズンに引退した38歳のチェフの名前も含まれ、大きな話題を呼んでいる。引退後はチェルシーのテクニカル・アドバイザーに就任していたチェフだが、クラブは「不測の事態を想定して」メンバーに登録したようだ。予備登録となっており、現時点で選手契約は結んでいない。
フランク・ランパード監督は『BBC』でチェフへの信頼を語っており、登録メンバーに含まれたことをこう説明している。
「ペトルは今もチームと一緒にトレーニングしていて、それを楽しんでいるよ。もちろん、何かが起こるとは思っていないが、危機に陥ったときは頼ることになるかもしれない。フィジカル面で問題さえなければ、GKとして彼より優れた人物はいないからね」
「もちろんペトルがピッチに立つようなまさかの状況を期待しているわけではないよ。ただ、ここ6～7カ月の間は（新型コロナウイルスにより）予想できない事態になった。そのため、ペトルがリストに加わったんだ」
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