ミランに所属するズラタン・イブラヒモヴィッチが、3月下旬のカタール・ワールドカップ予選に向けたスウェーデン代表メンバーに名を連ねた。
イブラヒモヴィッチが"ブローギューラ"(スウェーデン代表の愛称)に復帰するのは、EURO2016以来で約5年ぶり。昨年11月に実施したヤンネ・アンデション監督とのミーティングを経て、一時は引退を表明した代表での活動を再開させる運びとなった。
スウェーデン代表として116試合に出場し、同国最多62得点を誇るイブラが初キャップを刻んだのは2001年1月31日のフェロー諸島戦。もう20年以上前の話で、今回同じく招集を受けた最年少選手のMFデヤン・クルセフスキ(ユヴェントス)はまだ1歳にも満たなかった。
若手の台頭が顕著で、移り変わりが激しいサッカー界の第一線を走り続けるレジェンドは今年10月で40歳。ただ、イブラの他にも現役バリバリの"ナイスミドル"は少なくない。
以下は、直近1年間で主要国のA代表に招集された最年長選手たちだ。ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドは36歳、アルゼンチンのリオネル・メッシは今年6月で34歳で、今回のリストには入らなかった。
主要国のA代表最年長プレーヤー
国名(FIFAランク) | 選手名(年齢)| 所属クラブ |
---|---|
ベルギー(1) | シモン・ミニョレ(33)| クルブ・ブルッヘ |
フランス(2) | オリヴィエ・ジルー(34)| チェルシー |
ブラジル(3) | チアゴ・シウヴァ(36)| チェルシー |
イングランド(4) | カイル・ウォーカー(30)| マンチェスター・C |
ポルトガル(5) | ペペ(38)| ポルト |
スペイン(6) | セルヒオ・ラモス(34)| レアル・マドリード |
アルゼンチン(7) | フランコ・アルマーニ(34)| リーベル・プレート |
ウルグアイ(8) | ディエゴ・ゴディン(35)| カリアリ |
メキシコ(9) | ギジェルモ・オチョア(35)| クラブ・アメリカ |
イタリア(10) | サルヴァトーレ・シリグ(34)| トリノ |
クロアチア(11) | ルカ・モドリッチ(35)| レアル・マドリード |
ドイツ(13) | マヌエル・ノイアー(34)| バイエルン |
オランダ(14) | マールテン・ステケレンブルフ(38)| アヤックス |
スウェーデン(20) | ズラタン・イブラヒモヴィッチ(39)| ミラン |
日本(27) | 川島永嗣(37)| ストラスブール |
※FIFAランキングは2021年2月発表分。年齢は3月17日現在。
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