エヴァートンのフランク・ランパード監督が、残留争いに自信を見せた。
プレミアリーグ第31節で、ウェストハムと敵地で対戦したエヴァートン。前半の失点後、53分にメイソン・ホルゲートの見事なミドルシュートで一時同点に追いついたが、その6分後に勝ち越しを許すと、1-2で敗れている。
今年1月からエヴァートンを指揮するランパード監督だが、これでリーグ戦8試合で6敗目(2勝)。消化試合数は「28」と残留争いのライバルチームよりは少ないが、降格圏の18位ワトフォード(30試合消化)が3ポイント差まで迫っている。さらにマンチェスター・ユナイテッド(第32節)やリヴァプール(第34節)、チェルシー(第35節)、アーセナル(第38節)との対戦を残しているなど、エヴァートンは非常に厳しい状況に追い込まれている。
それでも、ランパード監督は残留に向けて強気な姿勢を崩していない。ウェストハム戦後、『BBC』のインタビューで「(残り)10試合はとても多い。運が向いてきて、さらに今日やニューカッスル戦(1-0)で見せたような道を歩み続けることができれば、大丈夫だと強く確信している」と語っている。
「自分たちのことに集中するしかない。次の試合はとてつもなく大きな意味を持つ。(残留争いのライバル)バーンリーが相手というだけでなく、我々の次の試合なんだ。そしてその次は、マンチェスター・Uだ」
「試合に勝ちたいんだ。今日はあまり楽しめなかった。だが、それは我々が置かれている状況に伴うものだ」
「ウェストハムを見てほしい。今でこそ強いチームではあるが、2~3年前は降格の危機に瀕していた。そこから彼らは築き上げ、団結し、補強して前進している。だが、エヴァートンにも偉大な歴史とファンベースがある」
「我々はこの瞬間を乗り切るために戦っている。私自身、そして選手たちもすべてを捧げている。10試合以上それを続けることができれば、ファンも大丈夫だと理解してくれるはずだ」
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