ヴィッセル神戸 対 川崎フロンターレ の見どころ
ミッドウィークにACL組が激突する。前節にリーグ戦今季初勝利を飾った神戸と、帰国後連勝を続けている川崎F。調子の上がっている両チームだけに白熱した試合に期待だ。
神戸は前節、ようやく長いトンネルから抜け出すことに成功した。5位のサガン鳥栖を迎えた一戦は、開始早々にMFアンドレス・イニエスタのゴールで先制点を奪取。さらにイニエスタのアシストからMF汰木康也が移籍後リーグ戦初ゴールを沈め追加点を奪えば、後半にはFW武藤嘉紀とFW大迫勇也の二人もゴールを挙げるなど、終わってみれば4得点の快勝で12試合目にして今季初勝利を手にすることになった。
今節はこの勝利の価値をさらに高いものとするべく川崎F撃破を狙うことになる。前節は相手のプレッシングをかわしながら効果的にスペースを突くことで得点を重ねたが、今節も川崎Fの前からくる圧に押されることなくしっかりとボールを握ることで主導権を掴んでいきたい。もちろん、守備の時間が長くなった時は我慢のディフェンスを続けることで流れを引き寄せることも必要だろう。キーマンは前節、ピッチ上で違いを生み出したイニエスタ。連戦のため出場時間は限られそうだが、名手のパフォーマンスが勝利の鍵を握る。
対する川崎FはACL敗退という憂き目に遭ってしまったが、帰ってきてからは清水エスパルスとアビスパ福岡に対して完勝。チーム全体のハードワークに個々の奮闘が光って連勝を果たした。特に鬼木達監督が言うように「インサイドハーフの選手に得点が増えて来たこと」はポジティブな成果として残っており、前線だけでなく、どこからでも得点を奪える川崎Fの攻撃が戻ってきた印象がある。これを神戸戦でも出せるかは一つのポイントになる。
この試合でも勝利のために攻撃が重要な要素になる。ロティーナ監督によって神戸の守備の練度が上がってきていることは確かで、前節のように我慢の守備で耐えてくることも考えられる。その守備を破壊していく上でも、やはりインサイドハーフの活躍が必要になってくる。そういう意味では、今節のキーマンは前節もゴールを奪っているFW遠野大弥。チームで存在感を高め始めている男がいかに輝けるかで勝敗が大きく変わってきそうだ。
好ゲーム必至の神戸と川崎F。勝点3を積み重ねるのはどちらのチームか。
J1第11節 対戦カード一覧
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