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4-3-3から4-4-2への移行を進めるアンチェロッティ「ベリンガムはインサイドハーフより“10番”になる方がいい」 | ラ・リーガ

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4-3-3から4-4-2への移行を進めるアンチェロッティ「ベリンガムはインサイドハーフより“10番”になる方がいい」 | ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカー ニュース】レアル・マドリード(ラ・リーガ)がベリンガム獲得をきっかけに、使用システムを変えようとしている。

レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、MFジュード・ベリンガムを10番のポジション、つまりトップ下で起用していく考えだ。

24日にアメリカのローズボウルでミランとのプレシーズンマッチに臨んだレアル・マドリード。先発出場で同チームでのデビューを果たしたベリンガムは、中盤ダイヤモンドの4-4-2でトップ下としてプレーし、後方に下がってタメをつくったりドリブルを仕掛けたりスルーパスでチャンスを演出したりと、随所で存在感を発揮した。チームはミランに2点を先取されたものの、MFフェデ・バルベルデの2得点、途中出場FWヴィニシウス・ジュニオールのゴールでお馴染みの逆転勝利を果たしている。

アンチェロッティ監督はベリンガムのパフォーマンスについて、一定の満足感を得た様子だ。試合後、次のように語っている。

「ベリンガムのポジションは良かったと思うし、良いプレーを見せてくれた。チームは彼のクオリティーに慣れていかなくてはならない。私たちは彼の加入をシーズンを通して楽しむべきなんだよ」

「ファンタスティックな選手だ。私たちにとって重要な存在だよ。中盤の選手として完璧で、プレーインテンシティーが非常に高い。ボールを持っていても持っていなくても良い動きを見せ、ほかの中盤の選手たちとはまたタイプが異なっている。空いているスペースを突くことができるし、このチームにさらなるクオリティーをもたらしてくれるだろう。ファンタスティックだ」

アンチェロッティ監督は、昨季まで使用してきた4-3-3ではベリンガムの真価を、とりわけ昨季14得点7アシストを記録したそのフィニッシュ&ラスパスの能力を最大限引き出すことができないと考えているようだ。

「今日のシステムで、彼は“10番”を務めることになる。4-3-3では右インサイドハーフだ」

「しかし彼にとっては“10番”の方が良いんだ。よりペナルティーエリアの近くでプレーできるわけだからね。彼のポジションはシステム次第だが、実際的にどうするかはこれから見極めることになるだろう」

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