14日のラ・リーガ第17節、レアル・マドリードは敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、イニゴ・ペレス監督率いるチームへの警戒感を表している。
「ここ数シーズン、苦戦を強いられている相手との厳しい試合だ。彼らは自分たちのホームで激しく、良いプレーを見せる。それでも私たちには良いプレーを見せる自信がある。チームは良い感じで回復しているよ」
ミッドウィークにチャンピオンズリーグ・アタランタ戦(3-2)に臨んだレアル・マドリードは、同試合でFWキリアン・エンバペが負傷交代。しかしアンチェロッティ監督は、ラージョ戦後のインターコンチネンタルカップにフランス人FWを連れていく意向を示している。
「エンバペの怪我については深刻なものではない。カタールにはついてくるよ。私たちは負傷から回復できると考えている。(同じく負傷離脱していた)カマヴィンガも良い状態だ」
アタランタ戦では、ヴィニシウスがこれまでとは違う役割で躍動。前線ではエンバペのためにスペースをつくる動きを見せ、さらに頻繁に中盤に下がってゲームメイクに参加し、ロングボールからMFジュード・ベリンガムのゴールをアシストしている。
アンチェロッティ監督は、そんな背番号7を「世界最高の選手」と形容することを憚らなかった。
「彼は私たちにとって世界最高の選手であり続けている。本当に謙虚だしね。示しているレベルについて、驚きはないよ」
その一方で、MFアルダ・ギュレルをピッチ上で叱るなどしたベリンガムがチームのリーダーかを問われると、次のように返答している。
「彼がリーダーかは分からないが、とても重要な選手であるのは確かだ。リーダーを選ぶのはチームメートたちだよ。彼はクオリティーのほか、素晴らしい団結心ある。チームメートたちはそこを大きく評価しているよ」
またローテーションを積極的に行わず、FWエンドリッキに出場機会を与えていない理由を質問されると、こう返した。
「手たちがいるならばローテーションをするよ。だが14〜15選手しかいなくて、そうするのは難しいだろう」
「君たちはエンドリッキにほとんど出場時間を与えていないなど話しているが、彼は適当や改善が必要な若手選手なんだ」
「エンドリッキについて、私は彼には努力が必要だと言った。それは批判でも何でもないよ。彼は若くして、世界最高の選手たちが集まるレアル・マドリードにやって来た。だからこそ、長い目で見守らなくてはならない。選手本人も何も要求してはいないし、しっかりと仕事に取り組んでいるよ。彼は学んでいかなくてはいけない」
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