2月1日のラ・リーガ第20節延期分、レアル・マドリードは敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦に2-0で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、負傷交代でDFアントニオ・リュディガーについて「小さな問題を抱えた」と話している。
14分と56分にFWホセルがゴールを決めて、ヘタフェに勝利したレアル・マドリード。ジローナに勝ち点2差をつけて首位に浮上した。
ただ、この試合の前半にはDFアントニオ・リュディガーがFWメイソン・グリーンウッドとの衝突で左ひざを痛め、ハーフタイムに交代を強いられた。DFエデル・ミリトン、DFダビド・アラバが長期離脱中で、リュディガーまで負傷となれば、本職のセンターバックはDFナチョ・フェルナンデス一人だけになる緊急事態だ。かてて加えて、センターバックとしてもプレー可能なMFオーレリアン・チュアメニはヘタフェ戦で通算5回目の警告を受けており、次節のマドリードダービーで同ポジションの選手の不足が危ぶまれることになった。
ヘタフェ戦後、記者会見に出席したアンチェロッティ監督は、リュディガーの状態について言及。ドイツ代表DFがひざに打撃を受けたと話し、軽度の怪我ならばアトレティコ・デ・マドリード戦で起用することも示唆している。
「彼は打撃を受けたが、回復することも可能だろう。今後数日、様子を見てみようじゃないか」
「筋肉に強い打撃を受けたようだが、しかし彼はファイターだ……。ちょっと痛むくらいならば、ダービーに出場しない方が難しいよ」
アンチェロッティ監督はその一方で、チームにセンターバックが足りていないと指摘にされると、「さらなるセンターバックは必要ない」と返答し、補強の必要性を否定。加えて、エスパニョールからのレンタルで獲得したホセルを、来季も自チームにとどめる可能性があるかを問われ、次のように返している。
「彼は残るために必要なすべてを行なっている。素晴らしいプレーを見せてくれたね。あれだけクオリティーの高いストライカーがいるなんて、まったくありがたいことだ。私たち全員が彼という存在を歓迎しているんだよ」
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