レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、FWヴィニシウス・ジュニオールのスペイン・スーパーカップ優勝後の発言に大きな満足感を覚えていたようだ。
スーパーカップ決勝バルセロナ戦(4-1)でハットトリックを達成し、優勝に大きく貢献したヴィニシウス。しかし活躍だけでなく、再び相手選手たちと衝突・口論する場面もあったブラジル代表FWは、試合直後に「もっとできた人間になりたい。すべてを勝つために行う人にね。最後には皆を怒らせてしまっている。自分自身も、自分のチームメートも……。もっと改善して、プレーだけに集中しなければならないんだ」と、自身の熱くなりすぎる性格を直していく意思を示していた。
ヴィニシウスに対してプレーに取り組む姿勢を改めるよう諭してきたアンチェロッティ監督にとって、彼のそうした言葉は胸にくるものがあったようだ。17日に会見で、次のように語っている。
「バルサ戦の後に彼が口にした言葉はうれしかった。3ゴールを決めたことよりも素晴らしかったよ。彼は中央でのプレーも学んでくれているね」
今季わずか1敗しか喫していないなど、絶好調のレアル・マドリードだが、アンチェロッティ監督はその要因についても説明している。
「現在、ロッカールームにある雰囲気は素晴らしい。このグループはモチベーションにあふれ、チームスピリッツが非常に強い。そして忘れていけないのが、私たちは明確アイデアを持って良質なフットボールを実現している。この三つの要素こそが鍵なんだ」
「ちなみに、これを言っていたのは私ではない。昨日、(アリゴ・)サッキが電話で言っていたんだよ(笑)」
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