レアル・マドリードMFマルコ・アセンシオが、バルセロナからの興味について言及している。
スペイン『ムンド・デポルティボ』は先日、バルセロナがレアル・マドリードで出場機会に恵まれず、なおかつ契約期間が今季限りとなっているアセンシオを注視していると報道。“禁断の移籍”が実現するのかどうかに注目が集まっている。
そして。現在スペイン代表に合流しているアセンシオ本人が、スペイン『カデナ・コペ』とのインタビューでこの報道について口を開いた。同選手は“禁断の移籍”に関して、現時点では何も明言できないことを強調している。
「誠実に言わせてもらって、バルサが僕を求めているのは知らない。バルサみたいにほかの多くのクラブも噂にあがってきたしね」
「バルサでプレーすることを拒絶しないのか？ 考えたことも検討したこともなかった。いつだってそうした噂話が存在するものだ。あと7カ月で僕はどのクラブとも契約を交わせる。色々なクラブの噂が出るのは当たり前だろう」
「自分がバルサ移籍を否定する選手ではないのか？ だから考えたことも検討したこともないんだ。今現在、僕から返答をすることはできない。分からないよ」
アセンシオはその一方で、今夏の移籍市場でレアル・マドリード残留を決めた理由も明かしている。
「8月は難しく、おかしな月だった。でも僕は決断を下したんだし、レアル・マドリードで幸せだ。カギを握ったのはアンチェロッティの信頼だね。僕はこれからもレアル・マドリードを助けられると信じているし、このクラブと一緒にタイトルを獲得し続けたい」
「（移籍の）可能性はあったけれど、でも本気で退団するとは考えなかった。昨季についてもゴール数やプレーへの関与、何よりチームとしてタイトルを獲得できたことは素晴らしかった。今季の目標はそうしたものになるね」
「いつまで移籍を迷っていたのか？ 明確な日付は言えない。可能性はあったんだけど……。結局、これは僕だけの決断ではなくて、クラブや監督とも話して決まることなんだ。すべてを天秤にかけて、そこから決断するんだよ。でも僕は本気で退団してしまえるとは考えていなかった。クラブのプロジェクト、監督の信頼も僕にとっては大切だから」
「レアル・マドリードから契約延長オファーを受け取りたいか？ どうなる見てみないと。それは誰にも分からないことだし、フットボールの世界ではすべてが一瞬で変化してしまう。何が起こるか分からないから、僕からは何も言うことはできないよ」
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