アトレティコ・デ・マドリードは6日、チェルシーに所属していたスペイン人DFセサル・アスピリクエタ(33)の獲得を発表した。
アトレティコはアスピリクエタと1年+延長オプション1年の契約を結んだ。下部組織から過ごしたオサスナを2010年に離れてマルセイユに移籍し、2012年からチェルシーでプレーしたアスピリクエタにとっては、12年ぶりのスペイン復帰となる。
昨夏、バルセロナ移籍が濃厚とされながらも最終的にチェルシーと2年の契約延長を結んだアスピリクエタだが、ロンドンでは出場機会に恵まれず今夏退団を決断。チェルシーはチャンピオンズリーグ含め、あらゆるものを勝ち取ることに貢献した選手に敬意を表し、フリーでの退団を許容している。
またスペイン『マルカ』によれば、アスピリクエタはインテルからも興味を示されていたようだが、同クラブが1年契約を提示したのに対してアトレティコは延長オプション含めて2年契約を結ぶ意向を示し、なおかつ自身にラ・リーガ復帰願望があったためにスペイン首都への移籍を選択したとみられる。
アトレティコはディエゴ・シメオネ監督が以前からアスピリクエタ獲得を熱望していたことで知られ、今夏ついに念願を叶えた格好だ。同指揮官は右サイド(ウィング)バックのDFナウエル・モリーナのバックアッパーや3バックの一角など、アスピリクエタがそのポリバレント性を生かして複数ポジションで活躍することを見込んでおり、加えてピッチ内外でリーダーシップを発揮することにも期待を寄せているようだ。
関連記事
● 南野拓実所属のモナコがヒュッターの指揮官就任を発表…昨季終了後解任のクレマンの後任に
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。