バルセロナからアトレティコ・デ・マドリードに移籍したFWメンフィス・デパイが、入団会見で意気込みを語っている。
アトレティコは20日にメンフィスの獲得を正式発表。同日、本拠地シビタス・メトロポリアーノで会見に臨んだオランダ代表FWは、アトレティコを選んだ理由を次のように語っている。
「アトレティコと戦った経験からだ。昨季、このスタジアムとチームのインテンシティーに感銘を受けた。アトレティコにはファイターの精神があって、バルセロナは苦戦の末に敗れることになった。このクラブはとても偉大だ。素晴らしい歴史があり、素晴らしい選手たちが揃っている」
「ここにやって来る前、グリーズマンと話をした。彼からこのクラブの素晴らしいところについて山ほど聞かされたんだ。実際に到着してみると驚きは何もなく、期待していた通りだった。皆が歓迎してくれたし、うれしかったよ」
メンフィスはアトレティコで、全盛期のFWジエゴ・コスタと比較されているが、そのことについてはどう感じているのだろうか。
「僕たちは違う選手だと思うし、比較されるのは好きじゃない。ただ僕は彼のファイターの精神が好きだった。その点では良い比較だと思う」
目標とする得点数について問われると、こう返している。
「公にしたくはない。自分の頭の中にその数字はあるけれど、重要なのはチームを助けることだ」
「自分はプレーに少し自由があった方がいい。中央でボールを持ち、チームメートのためにスペースをつくったりね。これから自分の経験がどうなるかは、時間が明らかにしてくれるだろう。ただ監督の望むことを実現するには時間だ。自分の創造性を機能させるためにはね」
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