バルセロナはアトレティコ・デ・マドリードMFヤニック・カラスコの優先獲得権を手にしたようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
移籍金300万ユーロ+インセンティブ100万ユーロという条件で、FWメンフィス・デパイをアトレティコに売却したとされるバルセロナ(移籍の正式決定はまだだが、メンフィスはすでにアトレティコの練習に参加中)。カタルーニャのクラブはメンフィスの代わりにカラスコの即時加入を望んでいたようだが、結局スペイン首都のクラブから今夏の優先獲得件を与えられることで落ち着いたという。
アトレティコは2024年まで契約を結ぶカラスコが延長オファーを断り、代理人のピニ・ザハヴィ氏がいくつものオファーを受け取っている状況を受けてバルセロナに優先獲得権を与えることにした模様。この冬での放出を認めなかった理由は、FWマテウス・クーニャ(ウルヴス移籍)、FWジョアン・フェリックス(チェルシー)をすでに手放しており、これ以上の戦力ダウンを防ぐためだったとされている。
なおバルセロナが優先獲得権を行使する場合には、アトレティコに移籍金として2000万ユーロを支払う必要があるという。アトレティコとカラスコの契約解除金は6000万ユーロに設定されているが、アトレティコは今夏、契約が残り1年となるカラスコを同額で売却できるとは考えておらず、そのため2000万ユーロでの売却を前向きに捉えたようだ。
ただし、優先獲得権はあくまで優先的に選手を獲得できる権利であり、バルセロナにとってカラスコの買い取りは義務ではないとのことだ。
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