アトレティコ・デ・マドリードは、FWジョアン・フェリックスのレンタル移籍を容認する方針のようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
アトレティコはクラブ退団を希望しているというJ・フェリックスについて、獲得を望むクラブに移籍金として1億2700万ユーロを求めていたとされた。が、獲得候補のマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルは同額の支払いに否定的であり、これを受けた代理人のジョルジュ・メンデス氏はレンタル移籍をアトレティコに提案すると報じられてきた。
当初アトレティコはレンタルに否定的とされてきたが、『マルカ』曰く、条件次第では受け入れる考えがあるようだ。その条件とは、FWアルバロ・モラタをユヴェントスにレンタルしたときの形式を踏襲すること。2020〜2022年にアトレティコからのレンタルでモラタを擁していたユヴェントスは、1シーズンにつき1000万ユーロのレンタル料を支払い、なおかつ年俸を負担していたとみられる。
2019年、ベンフィカに移籍金1億2700万ユーロを支払いJ・フェリックスを獲得したアトレティコ。契約期間の7年で割れば移籍金の減価償却費は約1800万ユーロとなるが、J・フェリックスの獲得を狙うユナイテッドかアーセナルがこの1800万ユーロをレンタル料として支払い、さらに500〜600万ユーロとされる年俸も負担する場合には、レンタルでの放出を受け入れる考えとのことだ。
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