アトレティコ・デ・マドリードの今夏の補強第1号は、ジローナにレンタル移籍中の22歳FWロドリゴ・リケルメになるようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。
13日にラ・リーガ第25節、敵地モンティリビでのジローナ戦に臨むアトレティコだが、同クラブにレンタル中のリケルメを来季トップチームに加えることになるという。
現在22歳のリケルメはマドリード出身で、2010年にアトレティコの下部組織に入団。Bチームに所属していた2019年には頻繁にトップチームの練習に参加して、ラ・リーガデビューも果たしている。その後には修行を積むべく、2020-21シーズンに当時イングランド2部だったボーンマス、翌シーズンにラ・リーガ2部のミランデスにレンタル移籍していた。
そして昨夏、ディエゴ・シメオネ監督はリケルメを自チームに残すことを望んでいたものの、出場機会を約束できなかったために選手本人がもう一度レンタル移籍することを希望。そうして加入したジローナでは、ラ・リーガ1部でも通用することを示している。足元の技術に優れたドリブラーで、ミドルシュートという武器も持つリケルメは、今季7割の試合で先発出場を果たして5ゴール2アシストを記録。強烈な存在感を放っている。
リケルメ本人も「アトレティコでプレーするための心構えはできている」「まだまだ多くの面を磨かないといけない。でも今の自分の状況は、ずいぶんとポジティブだと思う」と、アトレティコ復帰への自信を示している。
なおラ・リーガ前半戦、リケルメはシビタス・メトロポリターノでのアトレティコ戦(1-2でジローナが敗北)で所属元相手にゴールを記録していた。モンティリビでの後半戦、アトレィコとシメオネ監督に再び自分の価値を示すことができるのだろうか。
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。