アトレティコ・デ・マドリードのFWアントワーヌ・グリーズマンが、ディエゴ・シメオネ監督への信頼を今一度強調している。
アトレティコは2日にチャンピオンズリーグ(CL)・グループB最終節、アウェーでのポルト戦を1-2で落として同グループ最下位に転落し、CL敗退だけでなくヨーロッパリーグ出場も逃してしまった。
何よりも心配なのはプレー内容で、前試合カディス戦(2-3)、今回のポルト戦のあまりに低調なパフォーマンスは、約11年にわたって続いてきたシメオネ監督政権の終わりすら予感させるものだった。実際的に、現地メディアではシメオネ監督のサイクルが終了したのかどうかが盛んに議論されている。
ポルト戦後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたグリーズマンは、そうした深刻なチーム状況を受け止め、口を閉じて仕事に取り組む必要性を説いた。
「僕たちはCLベスト16どころかヨーロッパリーグにもふさわしくなかった。グループリーグで1勝しか勝てないなら、こういう役回りになるってことだ。ここから自分たちの尻を叩いて努力しないと。口を閉じて闘っていかなきゃならない」
「ファンに何かを言う必要はない。ただホームとアウェーのどちらでも応援してくれることに感謝をするだけだ。彼らはこんな目に遭わせちゃいけないんだ……」
「相手にとってやりにくい相手であるというアトレティコの哲学はどこへ? 自分たち自身がそう信じることができれば、全員が監督の言う方向を向いて仕事に取り組むことができれば、絶対そうなれるはずなんだ」
グリーズマンは、シメオネ監督の求心力が一切落ちていないことを強調する。
「彼の言葉は僕たちの心にしっかり染み込んでいる。選手たちは彼と一緒に働くためにここにいるんだ。このクラブにいられること、彼と一緒に働けることは、誇りだよ」
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