アトレティコ・デ・マドリードが、FWジョアン・フェリックスの現状と将来的の売却について危惧している様子だ。スペイン『マルカ』が報じている。
今夏の移籍市場で、レンタルによってアトレティコからバルセロナに加わったJ・フェリックス。シーズン序盤こそは3得点を決めるなど勢いを見せたが、ここ11試合ではノーゴールが続き、アシスト数もわずか2本と大きく失速している。
『マルカ』によれば、J・フェリックスの売却を望むアトレティコは、同選手が活躍を見せていない現状に危機感を覚えている様子。スペインの首都クラブはポルトガル代表FWがシーズン序盤のみ存在感を発揮し、徐々にその輝きを失っていくことを何度も経験しており、バルセロナでもそれが繰り返されるのではと不安に感じているようだ。
アトレティコは来夏、J・フェリックスを7000〜8000万ユーロで売却する考えとみられるが(価格は交渉可能とのこと)、バルセロナが財政難に陥っていること含めて、現在のような低調ぶりが続けば売却は困難となる。現状では来季もレンタル移籍によって、他クラブに放出する可能性すら否定できないという。
アトレティコは2019年夏、移籍金1億2700万ユーロでベンフィカからJ・フェリックスを獲得。『マルカ』は、アトレティコがJ・フェリックス獲得を失敗と認めていること、彼との関係を完全に断ち切るためにバルセロナでの活躍を求めていることを強調して、同記事を締めている。
「アトレティコ首脳陣は彼の獲得が失敗だったとすでに認めている。彼はその議論の余地のないタレントによって、欧州フットボールをリードすると期待された選手の一人だが、それから4年を経てもすべての期待に応えられていない」
「アトレティコは彼が状況を改善する必要があると理解している。完全にその絆を断ち切るために」
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