アトレティコ・デ・マドリードに出戻ったFWアルバロ・モラタは、このまま同クラブでプレーすることになるようだ。
レンタル先のユヴェントスが買い取りオプションを行使しなかったことで、今夏アトレティコに出戻ったモラタ。一度スペイン首都を離れた理由は、ディエゴ・シメオネ監督の自身の起用方針に納得がいかず、同指揮官との間に確執が生まれたためともされていたが、今季どうやら移籍先を探すことはせずアトレティコでプレーする覚悟を固めている様子だ
モラタはアトレティコのオウンドメディアとのインタビューで、次のように語っている。
「モチベーションはとても高く、練習スタートが待ち切れない。僕は今季が素晴らしいシーズンになると確信している」
「元チームメートたちとの再会? ああ、友人でもある選手たちと、また一緒になれるね。早く彼らと再会したいし、互いのことを知っているというのは、高レベルのプレーを実現するためにとても重要になる。それに僕はシメオネとも過去に一緒に働いたし、そうであればより簡単に事が運ぶだろう」
モラタは新型コロナウイルスのパンデミックにより、無観客試合が続いている状況でアトレティコを離れた。サポーターとの再会も心待ちにしているようだ。
「パンデミックは悲劇的なもので、この社会及び僕たち全員に影響を与えている。観客がいなかったあのシーズンの終わりは、全選手にとって非常に悲しいものだった。凄まじく空虚な感覚を覚えたよ。だから僕は自分たちのファンと再会したくてたまらない。彼らは世界一だ。いつもスタジアムを満杯にして、チームを後押ししてくれる。僕は寂しく思っていたんだ」
なおアトレティコとモラタは、2024年6月まで契約を結んでいる。
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