アトレティコ・デ・マドリードは28日、ウディネーゼに所属していたアルゼンチン代表DFナウエル・モリーナ(24)の獲得を発表した。
先の冬の移籍市場でDFキーラン・トリッピアーをニューカッスルに放出することになり、それ以降右サイドバック/右ウィングバックの穴を埋められていなかったアトレティコ。バレンシアから獲得したMFヴァスが負傷離脱し、マルコス・ジョレンテに同ポジションを務めるさせることが多かったが、それは同選手の攻撃的長所を削ぐことにもなっていた。
そして今夏、ディエゴ・シメオネ監督は世界でも屈指の攻撃能力を誇る右SBナウエルの獲得を求めていたものの、クラブは財政状況が厳しく獲得が難航。だが最終的に移籍金1000万ユーロ、出来高500万ユーロ、さらにウディネーゼに貸し出していたDFネウエン・ペレスを1000万ユーロの価値で譲渡することで、交渉を合意にこぎつけたようだ。
ナウエルはセリエAで64試合に出場し、9ゴール10アシストを記録。また昨季には同リーグとコッパ・イタリアで8ゴールを決めており、とりわけ右ウィングバックとしてプレーする際に抜群の攻撃力を発揮している。そんな同選手はアトレティコ加入に際して、次のようにコメントしている。
「幸せだ。自分のキャリアの中で、このような一歩を踏むことができて、とてもうれしいよ。アトレティコでプレーすることは夢だ」
「シメオネから学ぶことができるのは大きな喜びだ。規律を守る選手になりたいし、監督の言うことを実行していきたい。各試合が異なるもので、すべては監督の指示次第。僕の準備はできているよ」
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