アトレティコ・マドリーは1日、FWロドリゴ・リケルメ（22）をジローナにレンタル移籍させたことを発表した。
リケルメはアトレティコ下部組織の宝石と呼ばれる逸材。アトレティコはそんな同選手との契約を2年延長して（新契約は2028年まで）、1年レンタルでジローナへと貸し出した。スペイン『マルカ』によれば、今季ラ・リーガ1部復帰するジローナは同選手の年俸を全額負担する。
2シーズン前にボーンマス、昨季にラ・リーガ2部ミランデスでプレーしたリケルメは、今夏ジローナのほかバレンシア、バジャドリー、ラージョ・バジェカーノ、エルチェとラ・リーガ1部のクラブがこぞって獲得を目指したという。そして争奪戦を制したジローナは買い取りオプションの保有も望んだものの、アトレティコの了承を得ることはできなかったようだ。
というのもアトレティコは、リケルメが来季ディエゴ・シメオネ監督率いるトップチームでプレーすることを確信している様子。そのために契約解除金も6000万ユーロという高額に設定するなど、同選手に対して大きな期待を寄せているようだ。
リケルメは力強く技術あふれるドリブルからゴール、アシストを決める選手で、昨季ラ・リーガ2部では36試合に出場して7得点12アシストを記録している。
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