絶好調のアトレティコ・デ・マドリードだが、ディエゴ・シメオネ監督はタイトル獲得などを意識せずに戦っていく必要性を説いている。
今夏DFロビン・ル・ノルマン、MFコナー・ギャラガー、FWアレクサンデル・スルロット、FWフリアン・アルバレスを獲得しながらも、シーズン序盤は不調に陥り批判を集めたアトレティコ。しかし連係や戦術が確立されていくと一気に調子を上げ、11日のチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第6節スロヴァン・ブラチスラヴァ戦（3-1）の勝利で公式戦10連勝を果たしている。
破竹の勢いを見せるアトレティコはラ・リーガでは1試合消化が多い首位バルセロナと勝ち点3差、2位レアル・マドリーと勝ち点1差で3位に位置。このまま2強と優勝争いを演じることも期待されている。
しかしながらシメオネ監督は、現在は優勝争い、タイトル獲得を意識していないことを強調。バルセロナとレアル・マドリードが欧州最高の2チームだと主張しつつ、だからこそ自身の哲学であるパルティード・ア・パルティード（1試合ずつ戦っていく）で進む必要性を説いている。
「大きな夢を描く……その意味は次の試合を、パルティード・ア・パルティードを思い浮かべるということだ。第一に、私たちはマドリード＆バルサと競っているリーグ戦にいるんだよ」
「彼らは欧州最高の2チームであり、コパでもチャンピオンズでも重要な瞬間に対戦することにるはずだ。リーガでも私たちが上向き続け、勝ち点を重ねていければ、彼らともっと争うことなる。自分たちのリーグには、凄まじい2チームが存在しているんだ」
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