アトレティコ・デ・マドリード新加入のDFセサル・アスピリクエタが、渦中のFWジョアン・フェリックスに対して助言をしている。
今夏チェルシーをフリーで退団してアトレティコに加わったアスピリクエタ。新クラブでもフットボール界随一ともされるプロ精神を相変わらず発揮しており、ピッチ内外で称賛を集めている。
アトレティコ公式戦デビューを果たした14日のラ・リーガ開幕節、ホームでのグラナダ戦(3-1)でも右センターバックや右ウィングバックとして確かな存在感を発揮したアスピリクエタは試合後、まるで同クラブでずっとプレーしてきたかのような言葉を口にしている。
「デビュー戦で勝ち点3を獲得できたことに満足している。ここにはアウェーチームとして訪れたことがあったけれど、皆の歓迎と勝利を喜ばしく思っているよ。僕たちは1-1とされてから、しっかりリアクションを見せた」
「この試合、良くなかったのは1失点をしてしまったこと。僕はDFとして、いつも前の選手たちに自信を与えないといけない。好ましかったのは1-1としてから、ちゃんとリアクションを見せられたことだ。まあシーズン最初の試合は苦労するものだし、勝ち点3を獲得できた要因にフォーカスを当てて、今後もプレーしていったらいい」
アスピリクエタはまた、バルセロナ移籍願望を公言するなどして、渦中の人物となっているJ・フェリックスにも言及。アトレティコ内で孤立し、サポーターからは辛辣なブーイングを浴びせられている同選手に対してのアドバイスを求められ、次のように返答した。
「チェルシーでも一緒だったフェリックスは、確かに難しい状況に立っている。彼にアドバイスがあるとすれば、自分が代表しているクラブのために力の限り尽くすこと、歯を食いしばること、闘い続けることとなる。フットボールの世界でそれ以外のシークレットはないんだよ」
取材・文/江間慎一郎
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