元レアル・マドリードMFガレス・ベイル氏が、MFジュード・ベリンガムに同クラブで成功をつかむためのアドバイスを送っている。
2013-14シーズンに移籍金1億ユーロでトッテナムからレアル・マドリードに加入して、ラ・リーガ3回、チャンピオンズリーグ5回の優勝を経験したベイル氏。ただ間違いなくチームの力になりながらも、負傷などの影響もあって、クラブにとって彼の獲得が全面的に成功だったと話されることは少ない。
ベイル氏本人は、もし自身がレアル・マドリードで全面的な成功を収められていなかったとしたら、それはメディアに対する振る舞いに問題があったとの見解だ。イギリス『スカイ』のテレビ番組で、イギリス出身の後輩ベリンガムが同じ轍を踏まないようアドバイスをしている。
「最大のアドバイスは、マドリードの遊びに付き合うことだね。もしプレーできなければ、メディアが望むようなことをするんだよ。ただ彼らと話をすれば、選手は操り人形となって大きな打撃を受けることになる。“ガラクティコ(銀河系選手)”はそうやって、メディアの望むようなことをしてきたんだ」
「おそらく、それが僕の問題だったんだろう。自分はそうしたことをしたくなかった。ただフットボールをプレーして、その後家に帰ることだけを求めていたんだ。それが状況を難しくして、さらなる攻撃を受けてしまったのかもしれない」
「だからベリンガムがすべきことは、試合後に話をすること、それもスペイン語で話すこととなる」
なおベイル氏はレアル・マドリード内で、スペイン語で問題なくコミュニケーションが取れると言われていたが、公で話す機会はほとんどなかった。その一方でベリンガムは、『レアル・マドリードTV』で試合後インタビューに応じているものの(レアル・マドリードはラ・リーガと問題を抱えているために、現在オウンドメディアでしかフラッシュインタビューを行っていない)、現時点では英語を使用している。
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