バルセロナはアトレチコ・パラナエンセFWヴィトール・ロッキを、この冬の移籍市場で加入させられるようだ。
移籍金6000万ユーロ(インセンティブ込み)でヴィトール・ロッキの獲得を内定させていたバルセロナ。来夏の加入予定をこの冬に先倒しにすることを望んでいるとされた同クラブだったが、その希望を叶える目処が立った模様だ。
バルセロナがこの冬にヴィトール・ロッキを加える上で問題となっていたのが、すでに超過している状況のラ・リーガのサラリーキャップだった。しかしながらMFガビが長期離脱となり、彼の代役獲得のために使用できる額(ガビが今季受け取る残りの給与の80%)を、ヴィトール・ロッキの暫定的な選手登録に回すことが可能となったようだ。まずスペイン『RAC1』がこのことを報じ、その後『ムンド・デポルティボ』が事実確認が取れたとしている。
バルセロナは22日に、ヴィトール・ロッキをこの冬に加えられることを聞きつけ、現在は書面で事実確認することを待っている状況という。なおヴィトール・ロッキを正式に選手登録するのは来夏となるが、その際にはラ・リーガが求める予算的なスペースを、しっかり確保している必要があるとのことだ。
なおヴィトール・ロッキは9月下旬に右足首をねん挫して戦列から離れていたが、ここ最近にアトレチコ・パラナエンセの全体練習に復帰していた。“ニュー・ロナウド”とも称される18歳のブラジル代表FWにとって、この冬のバルセロナ加入はさらなる喜びを与えるものになりそうだ。
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