バルセロナが27日、FWアンス・ファティの父親ボリ・ファティ氏と面談して、放出の意思がないことを伝えたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
財政難のバルセロナは、今季思うように調子が上がらないアンス・ファティを、夏の移籍市場で売却する可能性が噂されてきた。だがバルセロナ幹部のマテウ・アレマニー氏とジョルディ・クライフ氏は27日、クラブオフィスでボリ氏と話し合いの場を持ち、そうした噂を一蹴した模様。アンス・ファティの放出を考えていないばかりか、未来のために重要な存在であることを強調したという。
なおバルセロナはラ・リーガのサラリーキャップ制に苦しみ、MFガビをトップチームに登録することができていない。そのために今夏での選手放出が義務付けられているともされるが、クラブ側はその必要がないことを主張している様子。しかしながら、他クラブから興味深い獲得オファーが届いた場合にはその限りではなく、その場合にはアンス・ファティを手放す可能性もあるようだ。
バルセロナはアンス・ファティを市場には出していないものの、もし好条件の獲得オファーが届いて、選手本人も移籍を希望する場合には放出を検討するとのこと。ただしボリ氏はバルセロナに対して、アンス・ファティには同クラブでプレーし続ける意思があることを伝えたようで、やはり今夏にバルセロナの10番が動くことはほとんどなさそうな気配だ。
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