欧州サッカー連盟(UEFA)が30日、バルセロナに対して2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)に出場可能である旨を通達したことが明らかとなった。『マルカ』や『ムンド・デポルティボ』などスペインメディアが一斉に報じている。
バルセロナは2001年から2018年まで、当時の審判技術委員会(CTA)副会長エンリケス・ネグレイラ氏の所有会社に対してレフェリング分析などを名目に約700万ユーロを支払っていたことで、審判買収の疑いでスペイン検察当局から起訴されている。さらにUEFA倫理・規律委員会もこの疑惑に関して調査に乗り出しており、来季CLから追放される可能性も取り沙汰されていた。
そしてUEFAは30日、バルセロナに来季CLに出場可能である旨を通達している。その理由は、“ネグレイラ事件”と称されるこの疑惑について、買収を行なったという確たる証拠が存在しないため。今後、UEFA倫理・規律委員会が最終的な決定を下すことになるが、バルセロナは8月31日に行われるCL組み合わせ抽選にその名を連ねる見込みとなった。
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