バルセロナのデコFD(フットボールディレクター)は、長期離脱となったMFガビの代役を獲得しないことを明言した。
ガビはスペイン代表戦で右足前十字じん帯の完全断裂、それに伴う半月板の損傷に苦しみ、約7〜10カ月の戦線離脱を強いられることになった。バルセロナはラ・リーガのサラリーキャップに制限されず、代わりとなる選手を獲得できるが、
「彼は誰にも代わりが務まらない選手だ。代えなど利かないんだよ。市場に彼と同じ仕事ができる選手は存在しない。同じメンタル、同じ能力を持つ選手はね」
「ガビの代役がいるかどうかを議論するのは無意味だ。彼の代わりとなる選手を補強できると思うのは間違いなんだよ。見つかるわけがないのだから」
「私たちは悲しみを感じている。だが、彼は力強く復帰を果たすはずだ。ガビは信じられないほど強い若者であり、私たちは怪我を直す時間を取ってもらうようサポートに徹するよ」
デコFDはその一方で、来夏加入予定のFWヴィトール・ロッキをこの冬に加える可能性を否定せず。実現できるかどうかはラ・リーガのサラリーキャップ次第としている。
「ヴィトール・ロッキの加入は“フェア・プレー”次第となる。それは自分たちが収入を生み出せるかどうかだ。私たちは財政的に何ができるのかを確認しているところだ。第一に言えるのは、ガビの代役獲得はできないということ。第二に、代役でない異なる選手を獲得できるかは、自分たちの状況次第ということだ。1人か、2人(ヴィトール・ロッキともう一人)を獲得するかどうかはね」
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