バルセロナのFWウスマン・デンベレの移籍金は、来夏に2カ月だけ“半額”となるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
デンベレは昨季終了後、一度契約が切れたバルセロナと2024年までとなる新契約を結んだ。クラブと25歳の選手は4〜5年の契約を結ぶのが普通だが、契約延長交渉が一度決裂するなどした紆余曲折あった両者は、最終的に2年という短期的な契約にサインを交わしている。
そして『マルカ』によれば、デンベレの契約解除金も契約期間のように異例の形を取っているようだ。曰く、現在の解除金額は1億ユーロに設定されているが、来年6〜7月には“半額”の5000万ユーロになるとのこと。だが8月になれば、バルセロナが売却した場合の後釜獲得の時間が取れないことを憂慮して、再び1億ユーロに上がるという。
2カ月限定とはいえ、デンベレの契約解除金5000万ユーロは格安と言えそうだ。バルセロナであれば、FWフェラン・トーレスを移籍金5500万ユーロ+インセンティブ、FWハフィーニャを4800万ユーロ+インセンティブで獲得したとされている。デンベレは今季に入ってから、その活躍によって市場価値を上げており、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』では今年1月の段階で3000万ユーロだった価値が、現在は6000万ユーロまで上がっている。
来年6〜7月、他クラブにとっては手が伸ばしやすい、“お買い得”の選手となるデンベレ。ただし、その年俸はグロスで1600万ユーロ+インセンティブ400万ユーロと、決して低くはない。なお同年俸はデンベレが昨季まで受け取っていた額よりは多く、しかし2021年12月までバルセロナが提示して額よりは少ないとのことだ。
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