バルセロナは1月31日、MFガビ(18)のトップチーム登録が完了したことを発表した。
バルセロナは昨年9月、ガビと2023年まで結んでいた契約を3年間延長することで合意。Bチームからトップチームに正式に昇格させ、年俸をその活躍に準ずる額まで引き上げようとした。
だがラ・リーガはサラリーキャップの問題で、ガビをトップチームに登録することを認めず。このために新契約は有効とならず契約期間は2023年のままとなり、この冬の移籍市場が閉鎖すれば契約解除金が10億ユーロから0ユーロになり、どこのクラブとも交渉できる状況だった。
しかしバルセロナは先週金曜にバルセロナ商業裁判所に訴えを起こし、同裁判所は暫定措置としてラ・リーガにガビのトップチーム登録を義務付けた。ハビエル・テバス会長が「バルセロナの来季損失は2億ユーロに上る予定で登録は適切ではない」と語っていたラ・リーガは、裁判所の暫定措置を尊重しながらも、登録には今後も反対し続けるようだ。
バルセロナはガビを正式にトップチームの一員として、チャビ・エルナンデス監督が過去につけていた6番を与えた。なお同クラブは契約をそれぞれ2026年、2027年まで延長したDFロナルド・アラウホ、DFアレハンドロ・バルデの新年俸も登録できていないが、こちらは今夏の移籍市場で行う考えとのこと。
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