バルセロナDFジョルディ・アルバが厳しい状況に追いやられている。スペイン『マルカ』が報じた。
今夏の移籍市場が閉鎖する直前、バルセロナはJ・アルバの移籍についてインテルと合意に至っていたとされるが、その時点で同選手の扱いは決まっていたのかもしれない。
チャビ・エルナンデス監督はラ・リーガではDFアレックス・バルデを左サイドバックのレギュラーとして起用し、そして先に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン・ミュンヘン戦では、加入したばかりのDFマルコス・アロンソをスタメンとした。M・アロンソはFWレロイ・サネとマッチアップするという難しいミッションを任されたものの、徐々に慣れていき好パフォーマンスを披露。バルセロナの中でも際立った選手の一人だった。
CL初戦のヴィクトリア・プルゼニ戦ではスタメンを張ったJ・アルバだが、ラ・リーガではバルデ、CLではM・アロンソにスタメンの座を奪われた格好で、現状は左サイドバックの3番手となっている。このままでは、開幕まであと2カ月のカタール・ワールドカップ参加も危うい状況だ。スペイン代表のルイス・エンリケ監督はクラブで出場機会に恵まれない選手を基本的に招集せず、J・アルバについても同じ対応を取るかもしれない。
インテル移籍の話が流れたのは、J・アルバ本人がバルセロナ退団に否定的であったためとされる。果たしてバルセロナの第四キャプテンは、愛するクラブで、ここから状況を逆転させることはできるのだろうか。
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