バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長と面談したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
報道によれば、ラポルタ会長は19日にスロベニアへと飛び、チェフェリン会長と話し合いの場を持った。その理由は、バルセロナの審判買収疑惑“ネグレイラ事件”について、自身の口から説明するためだったとのこと。
UEFAでは倫理・規律委員会が“ネグレイラ事件”の調査を進めており、その結果次第でバルセロナはチャンピオンズリーグから追放される可能性がある。ラポルタ会長はその処分を恐れており、自分たちが潔白であることを強調するとともに、もしスペインで裁判になった場合、数年後に下されることになる判決まではUEFAが処分を科さないようチェフェリン会長に求めたという。
なおラポルタ会長は16日に“ネグレイラ事件”に関する説明会見を行ったが、その際にレアル・マドリーとラ・リーガに向けて歯に衣着せぬ攻撃的な発言を行ったのに対して、同事件のことを「私が知り得る中ではフットボール史上類を見ない出来事。極めて深刻だ」と語っていたチェフェリン会長については、柔和な言動に終始していた。
「ミスター・チェフェリンは最初こそああした発言をしたが、今現在は慎重な振る舞いを見せてくれている。彼はテバスのトラップにはひっかかっていない。フットボール史においては、本当にスキャンダラスなことがほかに存在したはずだ」
「私がインプットしている情報では、UEFAは司法のプロセスというものを理解している。裁判がある場合に何かを表明することになるはずだ。それまでは通常通りだよ」
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