バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、フェネルバフチェに所属するトルコ代表MFアルダ・ギュレルの獲得を狙っていることを明かした。
レアル・マドリード、ミラン、セビージャやプレミアリーグのクラブが獲得を狙い、今週にも移籍先が決定されるとみられる18歳のギュレル。契約解除金が1800万ユーロに設定されているこの超新星の争奪戦には、バルセロナも参加していた。
ラポルタ会長はスペイン『TV3』とのインタビューで、今夏より自クラブのスポーツディレクターを務めるデコ氏が、“トルコのメッシ”とも称されるギュレル獲得を目指して、イスタンブールに赴いていたことを明かしている。
「デコはインスタンブールに滞在していた。素晴らしい才能を持った選手ということだった」
「私たちはこのオペレーションを遂行したい。ラ・リーガも許容していることだ。彼はプレミアやラ・リーガの興味を呼び起こしている選手であり、私たちはデコ、マテウ(・アレマニー、フットボールディレクター)とともに獲得を実現したいと考えている」
ラポルタ会長はまた、今夏の売却候補とされたFWアンス・ファティをクラブに留めることを宣言している。
「昨季、私たちはフレンキー・デ・ヨングの獲得オファーとして1億ユーロを提示されたが、売却しないという素晴らしい決断を下した。チームの中には私たちのプレースタイルを象徴する選手たちがいて、前に進んでいくためには彼らの存在が必要不可欠なんだ」
「私たちにはペドリ、デ・ヨング、クリステンセン、アラウホ、アンスの獲得オファーが届いている。が、彼らはバルセロナで続けなくてはならない。彼らこそクラブの現在であり、未来なんだよ」
その一方で、バルセロナ復帰ではなくインテル・マイアミ移籍を選択したFWリオネル・メッシについては、次のような見解を述べた。
「彼はバルサに戻りたがっていた。ただパリでとても厳しい時期を過ごしたようで、父親が言うにはそうした重圧をもう受けたくなかったということだ。クレ(バルセロナサポーター)たちはその決定を尊重しているよ」
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