バルセロナのチャビ・エルナンデス監督は、パリ・サンジェルマン(PSG)FWネイマール獲得への否定的な考えを固持し続けているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。
フランス『レキップ』は7日、ネイマールがPSGに退団の意思を伝えたことを報道。同選手が「バルセロナ移籍を決断している」とも伝えていた。だが『ムンド・デポルティボ』によれば、ネイマールとバルセロナは個人合意に至っているわけではないようだ。
同紙によると、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は懇意にしているネイマールの代理人ピニ・ザハヴィ氏から何度となく逆オファーを受けており、クラブ内にはネイマールのピッチ上の能力やメディアスターとしての注目度から、スポーツ&財政的恩恵を受けられると獲得に賛成している幹部もいるという。だが、ラ・リーガのサラリーキャップの問題など金銭面でのハードルの高さは言わずもがなとして、何よりもチャビ監督がブラジル代表FWに否定的な考えを貫いているとのことだ。
チャビ監督は、現役時代に一緒にプレーしたこともあるネイマールの選手としてのクオリティーを疑ってはいないようだが、同選手の問題児的な性格によって、現チームにある良い雰囲気と固い団結が損なわれることを危惧しているとされる。
『ムンド・デポルティボ』曰く、チャビ監督は現在ウィングとしてもプレー可能なインサドハーフと右サイドバックを求めており、前者の第一希望がマンチェスター・シティMFベルナルド・シウバ、その次の候補がトッテナムMFジオヴァニ・ロ・チェルソであるとのこと。元チームメートのネイマールは、その目に映っていないようだ。
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