バルセロナは8日、フライブルクに所属してたU-17ドイツ代表MFノア・ダルヴィッチ（16）の獲得を発表した。同選手はBチームのバルサ・アスレティックでプレーすることになる。
現在トップチームの即戦力補強に四苦八苦するバルセロナだが、ラファ・マルケス監督率いるバルサ・アスレティックとクラブの将来を考えた補強を実現。フライブルクとの交渉を推定移籍金250万ユーロ（約4億円）で合意にこぎつけ、ノア・ダルヴィッチと2026年までとなる契約を結んでいる。契約解除金はトップチームのアンス・ファティ、フェラン・トーレス、ハフィーニャ、クンデ、ペドリ、アラウホ、ガビと同じく10億ユーロ（約1600億円）に設定されるとのことだ。
ノア・ダルヴィッチはイラクにルーツを持つドイツ人選手で、先のU-17EUROでドイツ代表を優勝に導く活躍を披露。プレービジョンとテクニックに優れた左利きの攻撃的MFで、エジル、ギュンドアン、ミュラー、ブラント、ヴィルツといったMFたちの系譜を継ぐ存在と捉えられている。バルセロナのほかにはPSGやバイエルン・ミュンヘンなども、この新星の獲得に興味を持っていたようだ。
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