MFセルジ・ロベルトが、バルセロナからの契約延長オファーに断りを入れた模様だ。スペイン『マルカ』が報じている。
チャビ・エルナンデス監督たっての希望で、今季終了まで契約を延長してバルセロナにとどまったS・ロベルト。選手本人は先に「バルサ(のトップチーム)に昇格したときのような額を受け取っている」「僕はここで続けたかったし、今は楽しめている。金銭的なことはさして重要じゃない」と、大幅な減俸を受け入れて残留を決断したことを明かしていた。
そしてバルセロナはこの冬の移籍市場で、金銭的に同じ条件で1年の契約延長オファーを提示したとのこと。ラ・リーガのサラリーキャップ制の問題もあり、冬の市場が開いている間に新たな選手登録を済ませたかったようだ。
しかしながら、S・ロベルトの代理人ホセ・マリア・オルトビグ氏は、この延長オファーに対して首を横に振った様子。両者は継続して延長交渉に取り組んでいくようだが、冬の市場が閉鎖したことで再開の日時は決まっていないという。
バルセロナはスポルティングCPにDFエクトール・ベジェリンを売却したこともあって、右サイドバックも務められるS・ロベルトの残留を望んでいる模様。その理由は、来夏に新たな選手を獲得するのは財政的に厳しく、またチャビ監督がS・ロベルトに信頼し続けているため、とのことだ。
チャビ監督は今季、S・ロベルトを右サイドバックとして度々起用。ただ、重要な試合ではDFジュール・クンデ、DFロベルト・アラウホと本職センターバックの選手に同ポジションを任せている。
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