スペインプロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、バルセロナの財政状況が改善しつつあるとの見解を述べている。
財政難によってラ・リーガのサラリーキャップを超過し、思うように選手補強ができなかったバルセロナだが、テバス会長によれば今夏の市場では様相が違うようだ。スポーツ・サミット・メキシコ2024で登壇した同会長は、バルセロナが人件費(選手の年俸+移籍金の減価償却費)を適正な額まで削減してきたことを強調した。
「今季のバルセロナはここ数シーズンの中で最も簡単な状況にいるね。彼らは選手たちを補強するために、一体何をすべきかを知っている。“ファイナンシャル・フェアプレー”を理解して、それをうまく扱っているよ」
「バルセロナの困難な財政状況から抜け出しつつある。彼らが望んでいるような選手補強を実現するため、今なお転がっている小さな問題をどう解決するか見てみよう」
「ここに重要なデータがある。バルセロナの3年前のトップチームの人件費は6億5000万ユーロだったが、今現在は4億5000万ユーロと2億5000万ユーロも削減した。バルセロナのような規模のクラブならば賄える額だ。彼らの人件費は、もはやレアル・マドリードと同じレベルにある。ただマドリードはずっと前から課題をクリアしていたし、だからこそ重要な選手を補強してきたんだよ」
トップチームの人件費をクラブ全体の収入の70%に抑えなければならないラ・リーガのサラリーキャップを超過していたバルセロナは「人件費の5%以上を占める選手を売却した場合、その選手のために支払っていた年俸の60%分しか使用することができない(占める割合が5%未満の選手の場合は50%のみ)」「選手売却の移籍金として得た収入から使い回すことができるのは35%のみ」などのペナルティーを科されてきた。だが今夏については、昨季リベロ社から支払われなかった子会社バルサ・ストゥディオの買収分4000万ユーロなどの資金調達を完了すれば、サラリーキャップの超過から解放され、選手放出と獲得を1:1の比率で行えるとみられている。
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