アトレチコ・パラナエンセFWヴィトール・ロッキは、この冬に加入予定のバルセロナに対して大きな愛情を抱えているようだ。
バルセロナは今夏、推定移籍金3000万ユーロ＋インセンティブ3100万ユーロでこの18歳のブラジル人FW獲得についてアトレチコ・パラナエンセと合意。選手はこの冬にカタルーニャに到着する予定となっている。
ヴィトール・ロッキはスペイン『ムンド・デポルティボ』とのインタビューに応じ、加入が迫っているバルセロナに対する思いを口に。他クラブから誘われながらも、バルセロナでプレーすること以外は考えていなかったという。
「プレミアリーグのクラブからも誘われて、バルセロナ移籍が破談になる可能性はなかったのか？ いや、僕はいつだって（移籍先は）バルセロナだと確信していた。それが自分の考えだったし、ずっと自分の夢だったんだ。僕はバルセロナに移籍したかった。その意思はずっと明確だったんだよ」
ヴィトール・ロッキはさらに、「世界中の金をかき集められたとしても、銅像をスタジアムにつくると言われても、バルセロナ移籍の意思は揺るがなかったか？」とも質問され、一言こう返している。
「ああ、バルサだけだ」
その一方で、左足じん帯を損傷して戦線離脱しているヴィトール・ロッキだが、「バルセロナに行く前、パラナンエンセで試合に出られれば」とバルセロナ加入前に実戦復帰を果たし、アトレチコ・パラナエンセの観客にピッチから別れを告げることを希望する。また、財政難のバルセロナはサラリーキャップの問題でヴィトール・ロッキを選手登録できない可能性も報じられているが、ヴィトール・ロッキはデコSD（スポーツディレクター）から1月に加入させる予定と伝えられているようだ。
「デコは1月にすべて成立し得ると言われている。落ち着くように、負傷からの回復に集中するように伝えられたよ」
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