バルセロナは20日のラ・リーガ第10節、本拠地カンプ・ノウでのビジャレアル戦に3-0で勝利した。チャビ・エルナンデス監督は、クラシコで敗戦後にチームがリアクションを見せたことへの満足感を表している。
バルセロナはビジャレアルを相手取って、とりわけ前半に好パフォーマンスを披露。30〜37分の8分間にFWロベルト・レヴァンドフスキ(2得点)、FWアンス・ファティと3ゴールを決め、カンプ・ノウのサポーターに勝利を供している。
チャビ監督は試合後、次のような感想を述べている。
「私たちは素晴らしい試合を演じたと思う。チームはリアクションを見せるべきときだった。ベルナベウで負け、インテルと引き分け後なのだから簡単ではなかったさ。このチームは大きな期待を生み出しているのだから」
「私たちは正面切って戦った。高いインテンシティー、とても良い守備、何よりも攻撃によって自分たちの意思の強さを示したんだ。最も失点数が少ないチームを相手に3ゴールを決められた。全体的に良い感覚だ」
「選手たちと話はしていた。以前の私たちもそこまでは良くなかったし、インテルとマドリーとの試合後もそこまで悪くないとね。これは感情のジェットコースターだ。今日、すべてが薔薇色になったように思えるが、日曜はまた異なる試験が待ち受けている。落ち着き払い、良い仕事を実現していかなくては。すべては始まったばかりなんだよ」
チャビ監督はこの試合でMFフレンキー・デ・ヨングをアンカーで起用。オランダ代表MFは期待に応えるパフォーマンスを示している。
「とても良かったね。分断を起こすフリーマンとしての役割をこなしてくれた。彼は試合を楽しんでいたし、役割を理解していたよ。4-4-2のビジャレアル相手に、私たちはサイドに到達した後に中央の選手をフリーにさせたかった。フレンキーが相手の分断を引き起こすために適切だと思ったんだよ」
また、クラシコに続き良質なプレーを披露したA・ファティのことも称賛した。
「すべては彼次第だ。とても良い仕事をしているし、大切な存在になってくれるだろう。今日は、再び素晴らしいゴールを決めてチームの助けになってくれた。皆が団結すれば結果はついてくるんだ」
その一方で、途中出場のDFジェラール・ピケがブーイングを受けたことについて問われると、こう返答している。
「ガンペール杯で、私はバルセロニスモの団結を訴えた。今こそファン、クラブ幹部、メディア、スタッフが団結するときだ。ピケについて唯一言えるのは、プレーしようがしまいが、彼がロッカールームで模範的な存在だということだ。嫌な顔をすることなく、いつも100%の力で練習に取り組んでいる。プレー時間が10分でも90分でも、全力を尽くしてくれるんだ」
「彼はキャプテンとして模範的であり、人々はそのことを知らなくてはいけない。チームはチームを考える選手からエネルギーをもらい、より良くなる。だからこそ、私たちはリアクションを見せたんだ」
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