ベルギーリーグの第9節が日本時間17日から19日に開催。注目試合の見どころを紹介する。
アントワープ vs セラン
マルク・ファン・ボメル監督率いるアントワープは開幕から無傷の8連勝を達成。そのチームを引っ張っているのが今季から加入したヴィンセント・ヤンセン。リーグ戦8試合で5ゴールを挙げており、オランダ代表復帰に名乗りを上げている。また、忘れてはならないのは三好康児の存在。開幕から両ウイングとして重宝されており、8試合すべてに出場している。前節は決定的なチャンスを逃してしまっただけに、今季2得点目を積極的に狙っていきたい。
セルクル・ブルッヘ vs オーステンデ
最下位セルクル・ブルッヘでチームとともに苦戦しているのが上田綺世。今夏に加入したが、ここまでは1ゴールにとどまっている。もっとも、上田の不調がチームに左右しているかというと、実態は逆だ。セルクル・ブルッヘはチームとしてなかなか攻撃をデザインできておらず、上田の役割も明確に定まっていない。本来はフィニッシャーとしてゴール前でチャンスを虎視眈々と待っていたいところだは、セルクル・ブルッヘでは低い位置で守備やチャンスメイクの仕事を求められている。それでも、チームは8試合で3ゴールにとどまっており、事態は深刻だ。上田はこの状況を打開することはできるのだろうか。
ズルテ・ワレヘム vs シント=トロイデン
前節のスタンダール・リエージュ戦では林大地や香川真司、岡崎慎司ら日本人5選手が先発したシント＝トロイデン。しかし、前半にミスから2失点すると、後半の反撃はPKの1点にとどまる。そんな中、今節で対戦するのは17位に沈むズルテ・ワレヘムだ。チームは連敗中と苦しい状況にあり、シント＝トロイデンはアウェー戦になるが、今季3勝目をつかむチャンスだ。注目はすっかりサイドバックのレギュラーに定着した橋岡大樹。日本代表のメンバーからは漏れたが、「所属クラブで良いパフォーマンスをする全員に代表チームに入れるチャンスがあると思います」と意欲を燃やす。ベルギーからアピールを続けたいところだ。
ベルギーリーグ第9節
▽9月17日（土）
- 3:45 アントワープ vs セラン（DAZN）
- 23:00 メヘレン vs ルーヴェン
▽9月18日（日）
- 1:15 ズルテ・ワレヘム vs シント＝トロイデン（DAZN）
- 1:15 セルクル・ブルッヘ vs オーステンデ（DAZN）<
- 3:45 シャルルロワ vs ウェステルロー
- 20:30 ヘンク vs ヘント（DAZN）
- 23:00 オイペン vs ユニオンSG
▽9月19日（月）
- 1:30 スタンダール・リエージュ vs クルブ・ブルッヘ（DAZN）
- 4:00 アンデルレヒト vs コルトレイク
※すべて日本時間
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