レアル・マドリードMFジュード・ベリンガムは、スペインで行われるレフェリングに対して不満を抱えているようだ。
昨夏の移籍市場でボルシア・ドルトムントからレアル・マドリードに加入したベリンガム。今季公式戦24試合で18得点を決めるなど、衝撃的な活躍を披露しているが、ラ・リーガで納得がいかないこともあるようだ。
その気持ちが言葉となって表れたのが、21日のラ・リーガ第21節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのアルメリア戦(3-2)だった。ベリンガムはこの試合の前半、足首を蹴られるなど何度もラフプレーに苦しんだが、前半終了直後にエルナンデス・マエソ主審率いる審判団に対して抗議をしてそれを跳ね除けられると、ロッカールームに向けて一人歩きながら、英語でスラングを用いながら憤りを表している。スペイン『モビスタール・プルス』のテレビカメラが、その様子を捉えていた。
「どんなひどいファウルでも取らないよな」
「毎試合、いつもマジでやばいぞ」
なおベリンガムはラ・リーガで、バレンシアFWウード・ドゥロの60回に次ぐ56回の被ファウル数を記録しているが、それでも審判が正確にファウルの笛を吹いていないという見解のようだ(同リーグではこれまで5回の警告を受けているが、そのほとんどが抗議によるもの)。またスペイン『マルカ』によると、レアル・マドリードは対戦相手および審判のベリンガムに対する扱い方に対して、大きな不快感を覚えているとのことだ。
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