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FIFAワールドカップ 2022

【インタビュー】スペイン代表主将ブスケツ「僕にとってはポゼッションこそ最高のエコシステム」

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【インタビュー】スペイン代表主将ブスケツ「僕にとってはポゼッションこそ最高のエコシステム」DAZN
【ワールドカップ特集記事】スペイン代表とバルセロナの根幹を成す存在ブスケツがすべてを語った。必読の超ロングインタビュー。
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23日にカタール・ワールドカップ初戦、コスタリカとの試合に臨むスペイン。キャプテンマークを巻いてピッチに立つのは、セルヒオ・ブスケツ(34)である。

ジョゼップ・グアルディオラ、ルイス・エンリケの時代と二度にわたってラ・リーガ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグの三冠を果たしたバルセロナ、また2010年南アフリカ・ワールドカップ、EURO2012優勝を達成したスペイン代表メンバーの唯一の生き残り。……生き残りというより彼がいなければ両チームのポゼッションスタイルは成り立っていなかった。

ビルドアップ、パス回しの起点となり、ボールを奪われればすぐにプレスを仕掛けて相手の攻撃の芽を詰む……。センターバックのような決定的な守りを見せるわけでも、フォワードのように決定的な活躍を見せるわけでもないが、皆の思い浮かべるバルセロナとスペインのプレースタイルとイメージはブスケツが決定付けている。そのことを誰よりも知るのは、スペイン代表の監督となっても変わらず彼に絶対的信頼を寄せるL・エンリケである。

「ブシ(ブスケツ)はラファ・ナダルと同じだよ。ナダルが史上最高の選手であることに疑問を持つの人がいるのか? テニスの歴代ランキングをつくるとして、君ならナダルを何位にする? 私たちスペイン代表が志向するスタイルは、相手陣地でボールを持ってプレーすることだ。そのスタイルにおいて、ブシは世界ナンバーワンの選手なんだよ」

バルセロナ、スペインの在り方はブスケツの在り方そのものだ。果たして、そのキャリア4度目のワールドカップで、己の存在価値を示すことはできるのだろうか。

--バルサで15シーズンを過ごし、スペイン代表としては4度目のワールドカップ出場。どちらのチームでもキャプテンです。そんな34歳になっていると想像していましたか?

いや、想像なんてしていなかった。そうなっていった、ってことだね。素晴らしい軌跡を描いこれたんだと思うし、だからこここまでたどり着けた。所属しているクラブにも代表チームの一員ということにも大きな喜びを感じるよ。その両方から与えられている役割についても。

--あなたは負傷に悩まされることがほとんどありません。なぜでしょうか?

多くの要因があるはずだ。怪我をしないことは選手にとって一番大切で、自分はほとんど苦しまずに済んだ。試合を欠場した理由は大抵が打撲だったし、それは自分というよりも運次第の怪我となる。怪我なくすべての試合で起用することのできる選手は、やっぱり監督にとって素晴らしいんだ。僕は、物凄く、とまでは言えないかもしれないけど、体にはかなり気を遣ってきた。もちろん遺伝子やメンタリティーについても、怪我と何かしらの関係があるんじゃないかな。

--今は40歳近くまでキャリアを続行する選手たちが何人もいますね。あなたはどうですか?

いや、そこまではプレーしないな。あらゆることにプロセスがあるものだし、フィジカルだけでなくメンタルも本当に大切な要素となる。そもそも選手の状況は一人ひとり違うんだ。

バルサのような世界レベルのクラブでプレーしていれば嫌でも重圧を感じるものだし、それに代表チームもあって、これまで遠征、試合出場を欠かすことなく15年間も第一線でやってきた……。(現役を続行するかどうかは)そうしたすべての影響を受けることなんだよ。もちろん、年齢をずいぶん重ねたとしても、プレーし続けることは可能だろう。かなりきついタフなスケジュールであっても、フィジカル、食事、ダイエットとすべてが進化しているわけだからね。今はキャリアを長続きさせるためのサポートが多く存在している。

--そうした目に見えない消耗にも関係することですが、敗戦したときに外部で行われるプレー分析や評価を気にする方ですか?

ちゃんと受け入れているよ。結局のところ僕たちも人間なわけだし、良いときもあれば悪いときもある。まあ、僕は若い頃から侮辱される重圧と闘ってきた。でもチームメートや家族ら、助けになってくれる人たちにも恵まれて、少しずつ僕という選手、僕というメンタルの人間ができ上がっていったわけだ。それと自分自身にとても厳しかったことも成長につながったんだと思う。長い間第一線でやってきたわけだけど、それはクラブでも代表でも数多くの苦しみに耐えてきたことを意味している。本当に試練の連続だし、それに対してしっかりと備えていなくてはならない。誰にでもできることじゃないと思うよ。

--あなたはバルセロナとスペイン代表で、常に必要不可欠な存在として扱われてきました。

まず、僕のことを信頼してくれたすべての監督に感謝をしたい。彼らは自分に、必要不可欠というよりも、重要な存在なんだと感じさせてくれた。というのも必要不可欠な存在なんてどこにもいないからだ。フットボールの世界ではすべての選手に“自分の時代”というものがある。選手は現れては消えていくものだし、ずっと残り続けるのは組織だけなんだよ。ただ、それでも監督たちは自分がとても大切な存在だと感じさせてくれた。実際、僕は彼らの期待に応えてこれたんだと思う。僕は日々にわたって(監督の信頼に)報いようとしてきた。自分の在り方に気を配り、チームメート、スタッフ、クラブ全体の助けになろうと努力し、ちゃんと練習に取り組んで、できる限り良いお手本になろうと努めてきた。僕は各試合で手にする結果以上のところで、いつも適切な振る舞いを見せてこれたんだと思っている。

--あなたとポジションを争う選手たちは、評価を受けることに苦労してきました。あなたという存在が精神的な影響を与えていると感じますか?

自分という選手には際立った特徴があって、それがバルサと近年のスペイン代表にばっちりはまっていた。だからといって、別にほかの選手が役に立たないことを意味しているわけじゃない。選手一人ひとりが異なる特徴を持っているわけだし、選手がチームに適応すると同時に、チームも選手に適応する必要があるってことだ。まったく同じ選手なんて存在するわけないのに、いつもその問題に突き当たるよね。プジョール、チャビ、アンドレス(・イニエスタ)、レオ(・メッシ)でもそうしたことが起こったし、ジェラール(・ピケ)や僕みたいな選手がいなくなったときにも同じようなことが起こるんだろう。

--フットボールにおける成熟は、このゲームをより理解して、衝動的プレーが減ることを意味しているはずです。しかし、あなたはデビュー時からすでに成熟性を獲得していました。21歳の頃のあなたと比べて、改善されたと思える部分はありますか?

すべてが少しずつ、だね。僕は向上している。確かに自分は、実際にチームにいる時間よりも、長くプレーしてきたように見える若手だった。今は僕よりも若いのがいっぱい出てきているけどね……。まあ、すべてが良くなったと思っているよ。結局は経験というものが、すべてをうまく扱えるようにしてくれるんだ。チームメートがどこに向かうか、これからどういったプレーを見せるのかが以前よりも理解できて、彼らのことをさらに助けられるようになった。

--苦労をするようになったことはありますか?

歳を取れば誰にでも起こることだけど、20歳より回復は遅くなる。でもそれが人生の掟だし、体が嘘をつくことはないんだよ。

--あなたは2008年にバルセロナのトップチームでデビューを果たしました。それからここまで、ピッチ中央の選手の役割は変化したと感じますか?

監督やチームによるね。ポゼッションを好み、攻守両面でピッチ中央に選手を集めるチームもあれば、行ったり来たりのダイレクトなフットボールを好むチームもある。各監督、各チームの考えを実現するため、それぞれに適した特徴を持つ選手たちが存在しているということだね。

--あなたと同じポジションで、あなたのようにプレーする選手が減っていると思いますか?

そうかもしれない、すべては進化していくものだから。それと同時に、どれだけ選手がいたとしても、同じ選手が二人といない問題もある。さっきも言ったが、同じ特徴を持つ選手を見つけるのは本当に難しいことなんだよ。まあ、例えば代表で一緒になるロドリは自分に似ているかもしれない。特徴はまたそれぞれなんだけど、彼はバルサとシステムがかなり似ているシティでプレーしている。あとはスビメンディもいるね。彼はもっとポジショナルなボランチかもしれないが、スペインの各年代の代表でプレーしてきた選手だ。特徴が似通っていたり、同じような形でフットボールを捉えていたり、自分がキャリアを通して持ち続けたコンセプトを内在化させていたりする選手も、まあいるにはいる。その一方で本当に自分とは違う特徴、もっと“ボックス・トゥ・ボックス”の選手もいて、各チームが何を必要としているかによるよね。結局、様々なタイプがいるってことだし、それで良いんじゃないかな。

--あなたは一度もバロンドールの候補リストに含まれたことがありません。チャビがそのことに一度憤っていましたが、それは人々が“フットボールを見ていない”からなのでしょうか。

つまりは、素晴らしい選手たちが何人もいるってことさ。そうした授賞式に呼ばれる選手は、ほんのわずかしかいないんだよ。それに自分がプレーするポジションは、おそらく観客にとって最も目立たず、最も見栄えのしない仕事をしている。やっぱり人々はゴール、アシスト、ドリブル突破が見たいわけで、それらは僕たちがしていることと正反対なんだ。ほかの要因としてメディアスターになることもとても大切だけど、自分は一度だってなりたいと思ったことがない。

--例えば昨年のバロンドールでは、チャンピオンズとEURO優勝を果たしたジョルジーニョが3位となりましたが、あなたと同じポジションの選手がそうした順位に位置するのは滅多にないことです。フットボールにおいて、本当に重要なポジションなのに。

間違いなく、ね。そのポジションは中盤のすべてをカバーしている。センターバックらDF陣の近くにいて、さらにストライカーの近くにもいて、“あらゆるところの少しそばに”って感じだ。思うに、すべてのチームにとって重要なポジションなんじゃないかな。試合が決まるのは両ペナルティーエリアだとしても、より完璧な方が、よりゲームを支配していた方がもっと可能性を手にできる。自分にしてみればピッチ中央を支配できた方が素晴らしいし、理想的だ。

--アンカーはゲームをしっかりと読む力が求められますね。ですが、あなたは直感によるプレーを見せることもあります。フェイント、ボール奪取、ダイレクトパス……。あなたのパフォーマンスは事前の準備や分析が何%、純粋な才能が何%で配合されているのでしょうか?

どれくらいのパーセンテージか言うことはできない。でも、どちらも大切なことだ。片一方は選手個人の技術レベルで提供できるものが決まってくる。そして、もう一方では何が起こるのかを予測する必要があって、チームの中で自分ができること、ライバルができることを考えていなくてはならない。できる限り良いポジションを取り、チームメートと連係してね。各試合でそうできるよう試みているが、まあ、難しいときもある。ライバルもこちらを驚かせてくるわけだから。

--自分のことを戦術の研究家だと思いますか?

うん、そうだね。楽しいよ。僕はもうずっとフットボールが好きで、歳を重ねるほど理解を深めていっている。色々と目にしたことによって、そのすべてに注意を払うようになっていくんだよ。相手がしてくること、相手の特徴、いつも使用しているプレーコンセプト……。相手のこと、相手がすることが分かれば、多くの場合、特定の状況で先手を打つことができる。

busquets-iniesta-xavi-20221123--アンカーのあなたと左右のインサイドハーフが起こす化学反応は、本当に大切な、チームの命運を左右するほどに決定的なことだと思います。あなたがバルセロナのトップチームでデビューした際、インサイドハーフを務めていたのはイニエスタとチャビでした。Getty Images

僕は運が良かった。ペップとは(バルセロナのBチームで)すでに1年間仕事をしていたからね。彼のことを知っていたから、何を望んでいるのかも分かっていた。おそらく、少しのアドバンテージを手してスタートを切れたんだと思う。彼の求めることをすでに練習し、飲み込んでいたのは幸運だったし、加えてチャビ、アンドレスという存在にも恵まれた。彼らはペップと一緒だったわけじゃないが、同じくバルセロナ下部組織の出身で、だからこそ僕たちはしっかりと理解し合えた。僕たちは同じ言語で話していた。特徴はそれぞれ異なっていたけど、だからこそ補完し合うことができていた。あれだけ長い年月を一緒にプレーしていれば、お互いのことをより深く理解できるようになる。だから僕たちは、どんどん強くなっていったんだ。

--あなたの左右にいる選手はイニエスタ、チャビからガビ、ペドリに変わりました。ガビとペドリは1試合を通して、より長い距離を走っているように思えますが、変化したのは選手たちの特徴なのでしょうか? それともフットボールがダイナミックかつスピーディーなものになった?

いや、フットボール自体が進化しているのもそうだけど、それより監督の求めること、プレースタイルの違いが大きいはずだ。ガビはチャビやイニエスタと違うタイプだが、でもそれは関係ない。まあ、ペドリはもう少し彼らに似ているかもしれないけど。いずれにしろ、今の僕たちはそこまでポゼッションをしない。あの頃と選手たちの質、陣容が完全に違うんだから。現在のチームだってポゼッションを好んでいる。とはいえ、以前とはまた異なることを求めているんだよ。

--現在、大半のゴールはプレッシングとトランジションから生まれています。ボールをコントロールすることなく、試合をコントロールできるものなのでしょうか?

そうだね。非常に強力なカウンターを持つチームが存在している。チャンス創出のためにゲームを支配する必要がなく、とても効果性の高いプレーを見せてくるチームがね。フットボールは本当に多種多様で、監督一人ひとりが独自の攻撃、守備のアイデアを有している。

--実際、あなた自身もダイレクトなフットボールを経験していますよね。ルイス・エンリケのバルサがそうでしたし、チャビ率いる現在のチームが両ウィングをワイドに使うときもそうしたフットボールを実践しています。あなたがより楽しむことのできるスタイルは?

ポゼッションができればできるほどいい。求めるのはボールのコントロールを通じてチャンスを手にすること、ライバルを疲れさせること……自分にとってはそれこそが最高のエコシステムなんだと思う。でもまあ、そうじゃないときもあるよ。これまでの僕たちはレオ・メッシというウィングとともにプレーしてきたけど、彼はほとんどボールを奪われず、中央でプレーする傾向があった……。一方で、現在のチームは純粋なウィング2枚とともにプレーしている。結局、すべてが変化していくものだし、監督は擁する選手たちをベースに決定を下していく。重要なのは自分のチームを深く理解して、そこから明確なアイデアを持つことだ。実行に移すのはそこからなんだよ。

--現在のフットボール界でインテンシティーという言葉を聞かない日はありません。あなたはそれをどう定義しますか? 単にフィジカルコンディションの話なのか、それともメンタル(プレーの活発化)や技術(高速度の中でクオリティーを発揮すること)も含むのでしょうか?

すべてが少しずつ、だね。もちろんインテンシティーは重要だけど、同様にデュエルやボール奪取、セカンドプレーのためにチームがコンパクトにまとまっていることも大切だ。本当に多くの要素がゲームに影響を与えているし、今はそのすべての準備を抜かりなく行わなくてはいけない。そのすべてのディテールを扱うことこそが絶対的に重要であり、たった一つだけをこなしていても意味なんかないんだよ。主導権を握ることもデュエルやセカンドボールの争いに勝つこともできず、ただインテンシティーが高いだけで勝てる試合なんて、ほんのわずかしかない。勝利というものの正体は、数多ある要素の集合体だ。フットボールにおいて良質な2チーム、均衡した2チームが対戦するとき、勝敗は小さなディテールによって決まることになる。

--あなたは現在のスペイン代表の中で、ワールドカップ優勝の味を知る唯一の選手です。2010年南アフリカ大会を戦った世代は、もうあなた以外残っていません。

また、新たな経験をすることができる。世界のどんなものとも交換できない経験だ。一選手にとって、これ以上のものはないんだから。とはいえ、さらなる優勝のために勝ち点をもらったわけでもない。僕の経験は、僕がキャプテンを務めるチームのために役立てないと。

luis-enrique-busquets-spain-20221123--ルイス・エンリケはスペイン代表の真のリーダーなのでしょうか?Getty Images

完全に、ね。彼がすべての選手の最大の責任者だ。日々にわたってスペイン代表のために働き、各選手がどうチームに貢献できるかを誰よりも理解している。彼は自身のプレーアイデアを事実、根拠とともに説明して、選手たちを説き伏せる。僕たちは、彼と一蓮托生だ。

--スペイン代表のルイス・エンリケは、バルセロナのルイス・エンリケとはまた異なる監督なのでしょうか?

全然違う、というわけでもない。同じ人物だし、本質的には変わらないさ。でもコンセプトレベルで言うと少し異なる。代表では招集候補のリストを作成し、プレースタイルを決めて、適格な選手たちを呼び寄せることができる。片やクラブでは自分が到着したときに、もうでき上がったチームが存在している。補強もできるけど、攻撃を形づくる選手たちがそこにもういるんだよ。

--スペイン代表は、ほかよりも抜きん出た選手がいるわけではありません。その事実は、コレクティブなプレーをさらに強化するものなのでしょうか?

そうだね。フットボールは全員がチームの力にならなければ成り立たないスポーツだ。もちろんメッシみたいな選手がいれば、ひとりでに試合を解決してくれるけど、スペインにそうした選手はいないんだよ。僕たちがすべきは、自分たちの力をチームのために使うこととなる。それぞれのクオリティー、個人技はグループのために供されなくてはいけない。

--あなたは21歳で初めてワールドカップに挑戦しました。今回のワールドカップではペドリが19歳、ガビが18歳でデビューしますが、あなたは若手にアドバイスをするタイプですか?

そう試みているよ。若手へのアドバイスはEUROのときにもしていたことだ。チームメートに状況を説明するとともに落ち着くよう促し、本当に大切なことにエネルギーを注ぐように導く……。集中すべきは試合、ゲームプランの準備であり、そのほかに意識を逸らしてはいけない。若いときにはありとあらゆることを意識してしまうものだけど、重要なことは数えるほどもないんだ。

--スペインがワールドカップ優勝を逃した場合、メッシが勝ち取ることを願いますか?

いや……、可能性がある限りはスペインの優勝を望むよ。もう無理と決まったときは、まあどこが勝ってもいいかな。結局、自分は満足できないんだから。まあ彼が勝ち取るとしたら、それは喜ばしいことだよ。それは彼一人だけでなく、素晴らしい瞬間を共有して、良い関係を築いてきたすべての仲間に対して言えることだ。

--ともにワールドカップ優勝を成し遂げた中盤の選手たち、シャビ・アロンソとチャビはすでに監督としてのキャリアをスタートさせています。あなたも彼らに続くのでしょうか?

分からない。監督ライセンスは間違いなく取得するけど、その後のことはまだ分からないね。実際に経験してみて、自分に価値を見出せるかどうかだ。そうなりたいと思っても、多くのことをこなさなければならない職業だからね。グループをまとめ、管理して、メッセージを伝えていく……まああ、挑戦しようとは思っているよ。

インタビュー・文=ルジェー・シュリアク/Roger Xuriach(スペイン『パネンカ』誌)

翻訳=江間慎一郎

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