アトレティコ・デ・マドリードMFヤニック・カラスコにサウジアラビア行きの可能性が浮上している。スペイン『マルカ』が報じた。
アトレティコはまもなく閉鎖する今夏の移籍市場で、ディエゴ・シメオネ監督の意向もありFWジョアン・フェリックス以外の放出しない方針とされている。が、それに反してカラスコがクラブを後にするのかもしれない。
現在サウジアラビアでは、アトレティコとアル・シャバブがカラスコの移籍に関して、移籍金1500万ユーロで合意に達したことが報じられている。『マルカ』によればこの報道には信憑性がないようで、アトレティコはカラスコの獲得を求めるクラブに対しては、契約解除金6000万ユーロの支払いを求める考えという。
ただしカラスコとの契約が来年で切れる状況のアトレティコは、1500万ユーロでの売却は無理としても6000万ユーロに近い移籍金額が支払われるならば、交渉に応じる余地は残しているようだ。
またアル・シャバブは、カラスコに対しては年俸1300万ユーロ(約20億円)の3年契約をオファーをしているとされる。カラスコはこの巨額のオファーを受けて移籍する意思を固めたのか、アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOに対して、9月1日に話し合いの場を設けることを求めているとのことだ。
カラスコはシメオネ監督率いるチームで、左ウィングバックのレギュラーを務めている。アトレティコにとって同選手の放出は、金銭面はともかくスポーツ面で大きな痛手となりそうだが、果たして……。
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